振り返ってみれば、私自身、中国とのお付き合いは、30年余りにおよびます。はじめての渡航先は、真冬の大連でした。大雪のため着陸出来ず、北京に緊急着陸。
アナウンスが全く理解できず、何が何だがわからない中での中国入りは、あらゆる意味で、とても懐かしい思い出です。
大連で待ち合わせをしていた仲間も、北京に足止めされ、なんと、運良く北京の空港で再開を果たすことができました。
お互いに、心配することしきりでしたが、あの広い中国で、何事もなかったように合流できたことは、奇跡ともいえます。
波乱からはじまった中国訪問でしたが、その後、訪れるたび毎に親近感が湧いたものです。そしたことからも、両国の現状は、とても残念です。