『口笛の上手な白雪姫』
「先回りローバ」
あらすじ
吃音症の7歳の少年が、とても小柄な老婆と出逢うことで変化を迎える物語だ。うまく言葉を発することができない少年。彼はその原因を作ったのは、両親だと固く信じていた。
自分が生まれた日を、実際よりも6日遅く届け出た両親。ここに生まれているのに、いないことにされた少年。6日後が“集会”の設立記念日のため、親はその日に生まれたことにしたかったのだ。そんなことのために、まだ生まれていないかのように扱われたことが、自分の言葉を空白にしたのだと。
そんな彼の元に現れた老婆。彼女は少年の言葉に先回りをして、そのズレを修正してくれているというのだ。“集会”に行くと、嘘の誕生日を祝福される少年。そんな彼にとって唯一の話し相手であるローバと過ごす時間は、とても大切であった。
そして8歳の誕生日を迎える。それは8歳にして初めて、老婆によって本当に生まれた日の誕生日を祝福された日、と言ってもいい。それはとても大きな祝福となった。
グッときたポイント
沙葵(SAKI)にも吃音があり、さらに『あなた』と言うイマジナリーフレンドがいます。
『あなた』が出てくる時、それはどんな時で、何を思っている時なのだろうか?
また、言動には、何か意味がある。
『あなた』が初登場した時、それは、どんなことがあったのだろう?
と、最近考えることがあり、その考えとリンクしました。
沙葵の気持ちに近付き、寄り添うことで、沙葵らしい楽しい毎日が過ごせたらと思いました。
そんなことを思いながらの投稿
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そして、投稿後におすすめしていただき、出会えた著書でした。
発信すること、繋がりの素晴らしさだなと、思う瞬間です。
こんな人におすすめ
もちろん、思考は人それぞれですが、私の場合、きっかけは、些細なことだったり、実は興味がないことだったりもします。
訪問してくださった方が、少しでも気になったり、何かのタイミングで読んでくださったら、私とは全然違う気付きが生まれるのかもしれません。
みなさまにおすすめです✨
文章を書くのも
本を読むのも
実はなかなか苦手なのです。
今日はいつもと違ったテイストで
仕上げてみました
本日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます
いいねやフォローやコメントも
ありがとうございます