Rising Tiptoe#28「ウィルス会議~人間ども篇」
 2021年9月30日に開いた幕が、無事に10月3日閉じる事が出来ました。
 最近本当に実感します。舞台の初日も千秋楽も時が流れれば必ず訪れるものだと思っていました。でも、このコロナ禍でそれが奇跡のように感じます。当たり前な日常への感謝。そしてまだまだコロナの収束も見えない日々において、劇場まで足をお運び頂き観劇していただきました皆様、本当に心から感謝の気持ちでいっぱいです。

 役者として常にどんな時でもパーフェクトを目指さなければいけないと思いつつ、不甲斐ない場面もありました。
 これはまだまだ自分自身への課題なのだと痛感し、更に精進していきたいと思っています。

 今年の3月『ウィルス会議〜序章』が1日だけの上演として開催されました。
 作品として今回人間どもも加わり、キャストも変わっての『ウィルス会議〜人間ども篇』でした。
 あたし自身が演じるインフルエンザは同じなのですが、キャストが変わり、人間どものシーンが加わることによって、セリフの持つ意味合いも随分と変わりました。
 今回の抗菌チーム、別名妖怪大戦争チームで紡いでいったウィルスたちです。とても愛おしいです。皆がいたからインフルエンザを思う存分演じる事ができました。本当に楽しかったです。ありがとうございました😊

 そして毎回のことですが、作・演出である宇吹萌さんには、今回もお声かけいただいたことに感謝です。
 舞台監督のはっとこと服部くん、いつも想像以上の明かりを灯してくださる照明の勅使川原さん、みんなのアイドル?音響の大石さん、劇場のスタッフの方々、本当にまだまだ沢山の方々の力があって成り立っている舞台です。
 ありがとうございました。
 そしてこれからもよろしくお願いします。
 
 舞台では、インフルエンザが
100年後にまた会いましょう
と締めくくりますが

 また近いうちにお会いしましょう!




阪清和さまの劇評もご一読頂けると嬉しいです。
作品がよりよくわかり、役者一人一人についても書いて頂いています。
インフルエンザについても、ちゃんと伝わっていた事がとても嬉しかったです。

 写真は3月の序章の時のものです。時間の都合上、人間ども篇では撮影できませんでしたが、衣装は同じになりました。

via Kuni Hoshino
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