いちたは、幼児の頃からピアノをしています。

これまで、忙しい時期もありましたが、辞めることなく続けています。


今日、夕方にいつものようにピアノを弾いてるいちたを見ていて思ったことがあります。


続けてきてよかったな、とかそういうのではなくて。


いちたは、毎日ピアノに触れますが、ほんの10分15分です。

譜読みは速いです。パズルを解くのとおんなじ感じでサクサクとやるのがいちたらしい。

でも、練習はちょっとだけしかやらないので、ちっとも上達しません。


ただただ、本人がやりたくて毎日ちょこっとやっているピアノ。


テストを受ければ、100点を期待され。

スポーツをすれば、賞を期待され。


ピアノは、誰にもなんにも期待されず、のんびりひっそり続けているので、プレッシャーとは無縁だなぁ。そういうものがあってよかったなぁ、ってふと思いました。


毎日の練習が短くて、進級や進学で生活が変わっても、ピアノが生活の支障になるようなことはなくて、本人も好きでやってるみたいだし、辞める理由もなく続けているだけなんですけど。


プレッシャーをちょっと煩わしく感じているいちたには、とてもいいんじゃないかなぁと、ふと思ったのでした。