11月30日 下の娘の結婚式でした。

 

前日まで天気は曇りで肌寒かったのが、

 

結婚式当日は見事な快晴でした。

 

式は順調に進み、最後の両親へのスピーチで、

 

「母が結婚式に出られるとは思っていなかった。」

 

と スピーチの最後に言っていました。 

 

家内も私も 12年前を思い出し、 泣けてしまいました。

 

12年前 手術室へ家内を見送る時、

 

身内の誰もが、こんな日を想像したでしょうか。

 

田舎から来てくれた長男夫婦は、今度会う時は葬式の日だね。

 

なんて言っていたのを後から聞きましたが、 

 

そんな兄夫婦が先に逝ってしまいました。

 

娘の腫れ姿を見せてやりたかった。

 

娘の結婚で、これで肩の荷がおりました。

 

あとは孫が産まれるのを楽しみに待ちます。

 

バカ親でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

9月の台風から神社の掃除が始まり、もうすぐ3ヶ月になります。

 

雨の日以外は毎日掃除をしてますが、いろんなことを気づかされます。

 

9月は朝5時でもまだ明るかったのが、当然のことながら今では真っ暗で、寒くて、寒くて、、、。

 

掃いても掃いても次の日も次の日も、落ち葉が積もっている。その繰り返しです。

 

頭では判ってていても、 毎日気持ちをリセットしないとやってられません。

 

宮司の仕事は、掃除に始まり掃除に終わるとも言われますが、

 

神様は綺麗好きなので、掃除はおろそかにできません。

 

宮司の心も綺麗でないといけません。

 

掃除をしていて唯一救いは、太陽が社殿のほうから昇ってくる時のオレンジがかった空が

 

ほんの数分ですが、とても綺麗だということです。

 

この光景を見ていると涙がでてきます。

 

お参りに来る人も 挨拶する人、しない人  様々です。

 

まあ早朝なので、お参りに来る人は決まっていて、暗くて顔もよく見えませんし

 

顔を見る気もありませんが、、、。

 

その中で いつも声をかけてくれる70~80のおばあさんがいます。

 

「頑張っていますね。いつもありがとうございます。神社の方ですか?」と聞きます。

 

私は「違います。」と言うと、「氏子の方ですか」と聞き直します。

 

「違います。」と言うと、「じゃあ御奉仕ですか?」と聞きます。

 

私も困ってしまいましたが、

 

「9月の台風で境内がめちゃくちゃだったので、それ以来 習慣になってしまいました。

 

別に奉仕でもありません。」と言うのですが、

 

実際 孫の為、自分の為にやっている事なので、

 

おばあさんには失礼ですが、少しめんどくさくなってしまいます。

 

黙々と掃除をしたいのです。

 

掃除を始めて、鈴の音を聞いた頃でしょうか、ひふみ祝詞を唱えながら掃除をしています。

 

「ひふみよいむなや~」と、、、。

 

別に神道でもないのですが、唱えることで、無心になれ、浄化されるようです。

 

以前、家内とやったお寺での阿字観、五体投地に似ています。

 

この時も自分の存在を打ち消す事に努めました。

 

神社の掃除でも自分の存在を打ち消そうとしますが

 

神社掃除のほうがはるかに私には合っているようです。

 

鈴の音も11月の末にまた聞きました。1回だけの同じ澄んだ綺麗な音色で、

 

ちょうど私の下の娘が結婚式を挙げる2,3日前でした。

 

12月に入ってからはまだ鈴の音は聞いていませんが、

 

あまりとらわれることなく、黙々と掃除を続けています。

 

祖父が亡くなる前に神様に仕える仕事をしたかったと 亡くなった義姉から聞きましたが、

 

いつか私もそんな気持ちになるんでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

孫のあいりが12月31日で 満2才になります。

 

少しづつですが、成長してきました。

 

最初はどうなることかと心配しました。

 

まだ歩くことはできませんが、病院で装具を作り、リハビリしています。

 

心臓の手術は来年になるか、再来年になるか、まだまだわかりませんが、

 

いずれは手術するのでしょう。

 

じいさんとしては、ただ見守るだけです。

 

頑張れ あいり