クニさんです ^^
今日も「クニブロ。」へようこそ!
私が小学校5年生になった春
新しい音楽の先生が
やって来ましました。
彼女はそのままディスコへ
踊りに行けそうなほどいつも
メイクも衣装も派手でした。
(当時はクラブではなくディスコでした)
大ぶりなイヤリングを揺らし
紫のアイシャドウに
ローズの口紅
他の先生が決して着ないような
紫やワインレッドのワンピースを
好んで着ていて
いつもいい香りがして
いました。
ニコリともしない愛想のない人
でしたが、私はその先生のことを
とてもカッコイイ
と感じていました。
その先生がやって来てから
音楽室にドラムセットや
シンセサイザーが
置かれるようになりました。
そして、6年生が卒業記念に
演奏する合奏曲がそれまでと
ガラリと変わりました。
彼女の選曲は
YMOの
ライディーンや
クインシー・ジョーンズの
愛のコリーダ
でした。
私はシビレました。
私も早く6年生になって
愛のコリーダを
演奏したい!
と思いました。
愛のコリーダ(1981年)
クインシー・ジョーンズ
6年生の卒業演奏会の時
私のクラスはラッキーなことに
愛のコリーダ
を演奏することになりました。
「愛のコリーダ」(1976年)
という大島渚監督が制作した
「阿部定事件」を
題材にした日本初の
ハードコア・ポルノとして
話題になった映画作品が
ありました。
実際はこの曲はこの映画に
使われたわけでは無かったの
ですが、タイトルが同じ
だったために
そんなポルノ映画の
曲を子供たちに
演奏させるなんて
ハレンチだ!
と、親達の間では問題視
されていました。
しかし、
先生は涼しい顔で受け流し、
私達生徒は皆この曲が大好き
だったので、そのまま演奏される
ことになりました。
もちろん花形は
シンセサイザーと
ドラムです
え?
私ですか?
リコーダーと
ピアニカ担当
でしたが、何か?
大好きだった先生と
愛のコリーダの合奏
私の大切な想い出です♪ ^^
今日もあなたの共鳴にありがとう♪
クニさんより♡