夢、語ります。
東日本の避難所を訪れた瞬間
デジャブかと思った
阪神大震災の時とまったく変わらない避難所の様相に
愕然とした
あの日と少しも変わっていない
アタフタ感が哀しかった
ボランティア元年
寄付元年といわれた
あのときの体験と教訓が活かされず
ぜーんぶ振り出しに戻っていた
劣悪な環境の避難所に押し込まれて
体も心も蝕まれてゆく人たち
遅々として進まない仮設の住宅建設
災害に対して未だこんな泥縄式備えしかしていないのは
先進国においては日本だけらしい
特にアメリカでは各地に無数にあるRVパークから災害時には何万台ものトレーラーハウスやキャンピングカーが搬送され
被災者はたちまちライフラインが整った生活に戻ることができるらしい
日本でだってできるはず
天災は世界のどこにいても起きる
けれどその後を想定して万全に備えないのは人災だと思う
夢は
全国各地にRVパークを造ること
災害時にはそこからトレーラーハウスを運び
被災地にたちまちの快適空間を創造する
平時には自然体験や防災の研修施設として継続的に運営してゆく
そのことで収益を得るビジネスの手法をもって社会が直面している問題を解決してゆく
自然体験、防災訓練、社員研修の事業をやってもう11年
この経験とこれまでの支援活動の集大成としてのRVパーク構想
夢は
誠意をもって
いつでも
どこでも
繰り返し語ることで
同志が集まり
仲間ができて
必ず叶うと
信じている。