気になる彼らに直撃!インタビュー
w-inds.“カッコいいのに、カワイイ”3人組。年上の彼女イメージは、“安心感”と“説教魔”?
デビュー7年目の3人組。差し入れのお菓子を渡すと、ごく自然に「おいしい!」と、芸能界に擦れたようすがありません。10代の女の子相手のアイドル?という先入観は、落ち着いた話し方と物腰で、ぬぐい去られました。FAnetでは“恋愛”テーマに人気があることを伝えると、「女の子は恋愛の話だけで3時間は語れますよね」と、一気に距離が縮まったようです。近頃話題の“年下の彼”というテーマで悩む3人に、あなたのお姉さんゴコロがくすぐられるかも?!
姉がアイドルファン、姉がヒップホップファン、母DJ・父ダンサーの3人が集って、w-inds.に
──「歌いたい」「踊りたい」と思ったきっかけを教えてください。
龍一:小学6年生のとき、4つ上の姉ちゃんがアイドルファンで、僕を芸能事務所に入れたかったらしく(笑)。
まず演技メインのスクールに入ったけど、いいレッスンを受けられず、別のスクールに移り、そこのオーディションで涼平に会ったんです。でも2人ともおちてそこの系列のスクールでダンスと出会いました。ヒップホップのカリキュラムがあって、『何それ? ヒップホップ? 知らないんですけど?!』という感じだったんですけど、やってみたらすごく楽しくて。踊り始めたら、『こんな楽しいこと、世の中にあったんだ!』って。
涼平:僕は、『テレビに出るような人になりたいなぁ』と思ってて。親が、CMオーディションに応募して、龍一くんと同じく落ちました(笑)。龍一くんと一緒に入った事務所は、いろんなレッスンを選べたんです。ダンスとか興味なかったけど、姉ちゃんが、「カッコイイから、ヒップホップやりなよ」と言ったので、「そう? じゃあ」って(笑)。でも初めてレッスンに行った日、レッスンやってなかった。"曜日が変わりました"って張り紙があって、連絡くれたらいいのに…と思いました(笑)。
龍一:僕が6年で、涼平が中一。その頃から一緒にいるんです。当時2人は、歌は全然興味がなくて、"200%踊り"でした。
──2人がダンスに出会った頃、慶太くんは、歌とダンス、どちら派?
慶太:僕は、歌か踊りかっていわれたら、断然、歌。目立ちたがり屋でした(笑)。母親はDJで、父親はダンサー、生まれた時からずっと音楽が流れているような環境でした。いつ歌を好きになったか覚えてないけど、いつの間にか歌を口ずさんでいた。だから、歌うことも自然と好きになってた感じ。ダンスは中学生ぐらいから。あまり興味はなかったけど、昔、父親がやってたダンスグループのショーを見に行って、『かっこいいなぁ』と思い、その人たちに教えてもらいました。
──年齢は20代前半でも、キャリアは十分。アジア各地での活動も増えていますが、日本との違いを感じますか?
慶太:アジアのファンは“パワー”がありますね。あまり会えないし、テレビや雑誌などに出る機会もほとんどなく、目にすることが少ないせいもあると思うんですけど、すごく、強いものを感じます。
龍一:外国のアーティストは、“日本人の女の子は、とてもシャイ”だって言いますよね。日本だけで活動していたときは感じなかったけれど、海外でライブをして現地のファンの反応を見たら、確かに日本人って大人しいかも、って思いました。アジアのファンの熱狂的な反応に戸惑いはありませんでした。むしろそのパワーに負けずに、“やってやる!”と思った。
──今後もアジアの活動は増える予定?
龍一:そうですね。できればやっていきたいです。自己紹介と挨拶ぐらいは、アジア各国の言葉でいつでもできるような準備はしてるし。
慶太:中国語、北京語、広東語、韓国語。でも挨拶以外は何を言ってるか全然分からないです。あ、でも、各国のおもしろい言葉も覚えますけど(笑)。
22枚目のシングルは、見せ場もチャレンジもたくさん!
かっこよくて、みんなで楽しめるダンスナンバー☆
──22枚目となるシングル『LOVE IS THE GREATEST THING』が発売中ですが、最初に曲を聴いたときの印象は?
涼平:単純に、かっこいい曲だなって思いました。
龍一:僕もかっこいいと思ったけれど、最初は、“w-inds.っぽい”というイメージが沸かなかったんです。でも、3回ぐらい聴いたら、『この曲を絶対歌いたい』って思いました。
慶太:前作がバラードだったので、今回は踊りを見せたいと思っていました。ダンサブルで踊れる曲に決まって嬉しかったですね。
涼平:実際に、歌ったり踊ったりしてみて楽しいよね。ダンスのパフォーマンスも、みんなで考えておもしろくしたりして、楽しいです。
──今回のシングルで“新しいチャレンジ”ってありますか?
龍一:PV(プロモーションビデオ)にこだわりました。「おもしろいことやりたいね」って。いろんなアイディアを取り入れながら、気持ちはゆるやかな感じで撮りました。PVを撮るときは、自分たちのアイディアをスタッフの人に伝えたり、話し合ったりしています。ダンスの振り付けも、どんどん自分たちの意見を話して、変えてもらうこともよくあります。
──この曲のいちばんの“見せ場”はどこですか?
涼平:歌はやっぱり、慶太の高音ですね。
慶太:いままでの中でいちばん高いかもしれないですね。録音中は大丈夫でしたけど、レコーディングに入る前は、『ここまで声が出せるのか?』って、けっこうあせってました(笑)。
涼平:ダンスの見せ場は、ちょっと遊んでみたところかな? みんな並んで、“ジェスチャー・ゲーム”するみたいな感じでどんどんダンスがつながっていく、みたいな。
龍一:具体的に場所を言うなら、「Bメロ」(笑)。僕らのパフォーマンスを観る機会があったら、ぜひBメロをチェックしてください!
巷でブームの“年下の男の子”。w-inds.から見た、“年上女性”のイメージは「安心感」「説教魔」?
──最近、女性たちの間で“年下の男の子”がブームになりつつありますが、w-inds.から見て、“年上の女性”ってどういうイメージですか?
龍一:え! ブームなんですか?! すごいブームだな~(笑)。でも、姉さん女房とかいいなぁ。すべてにおいて、なんか安心できるじゃないですか…(笑)。僕は、姉ちゃんがいるので、年下よりは年上って感じかな。(理想は)自分の姉ちゃんや、母親みたいな人がいいですね。
──でも、母親や姉のようなタイプは絶対いや!という男性も多いのでは?
涼平:僕、いやですね…(笑)。
龍一:あ、いた(笑)。僕と涼平くんは、同じ、4歳上の姉ちゃんがいるんですよ。
涼平:だって、姉ちゃんの性格とかいやだもん(笑)。家族だから、いやな部分とかも分かるじゃないですか? いまは離れて暮らしていますけど…姉みたいな彼女はいやですね(笑)。
慶太:年上の彼女ですか…うーん、人によると思いますけど、僕はあまり上に立たれるのが好きじゃない。どちらかというと、主導権を握っていたいタイプ。説教されるのもいやだから、年上の女性って苦手かな…なんか年上の彼女だと、"説教されそう"なイメージだから(笑)。「こうした方がいいんじゃない?」とかいうアドバイスも、ちょっと苦手です(笑)。
──2対1ですね。龍一くんが、年上の女性OKの理由は?
龍一:僕は基本的に、部屋を片付けないし、食べた後の皿も洗わない。しかも、出したものを元に戻さないし…(笑)。年上の彼女だと、家に帰ったら全部キレイにしてくれてるってイメージがあって。あ、でも、年上でも年下でも、何も言わなくても家事や掃除を率先してやってくれるような、育ちのいい女性がいいですね。どんな年齢であれ、率先してやってくれる子がいたら、連絡ください(笑)。
龍一くんの年上女性へのアプローチは「甘える」。他の2人は「携帯の番号も聞けない」ほどシャイ?
──では、好きになった人が年上だったら、どんなアプローチをしますか?
龍一:僕は甘えちゃう。年下のこの力を使って、甘えちゃうな(笑)。
慶太:年下がブームだもんね(笑)。
──龍一くんは甘え上手ですか?
慶太:いや、彼は無理だと思いますよ。女の子に冷たいですから(笑)。
龍一:こう見えて、意外と心開けないタイプなんですよ。好きな子の前で、自分をさらけ出せない(笑)。それは仕方ないです。そういう風に育ってきたので(笑)。でも希望としては、(年上の前では)猫になりたいです! そして何でもやってもらえたら、楽だろうなぁ。
──龍一くん、大好きな釣りに行こうと思ってた日、年上の彼女にデートに誘われたらどうします?
龍一:釣りにデートに行きます。
(一同爆笑)
慶太:それ、彼女はいやだよ。
龍一:じゃあ、海釣りじゃなく、釣堀にデートに行きます。その代わり、「練り餌は付けてあげるから手は臭くならないし、釣れた魚も針から取ってあげる」という条件付きで(笑)。釣りは何よりも好き。いつでも、今すぐにでも行きたいですもん。
慶太:年上にアプローチ…どうしようかなぁ…。細かい設定して考えていいですか?(笑) 年上って思うのは、5歳ぐらい上かな。ってことは、26、27歳…(と延々と悩む)。
──慶太くんは、年上に限らず、好きになった子にはどんなアプローチをしますか?
慶太:自分から積極的に声をかける方だけど、携帯番号までは聞けない。なんて声をかけるかって聞かれたら…どうするかなぁ…うーん。もしかしたら自分から行くタイプじゃないかも(笑)。それよりも、ちょっとした言葉や態度で、逃げ場のないところまで相手を追い込んで、"ジリジリ"行くタイプかも。たぶん、相手が年上でも同じだと思いますね。
──慶太くんはなかなかやり手なんですね?
慶太:え、やり手ですか?(笑)
龍一:それ、やり手なの? やり手って言われちゃうんだ? 僕も見習おうっと(笑)。
涼平:アプローチ…分かんないなぁ。仲良くなると、よく話すんですが、僕はそこまでなんですよ。人見知りしやすい性格なので、携帯電話の番号とか自分から聞けないタイプです。向こうから聞いてくれたら、"良かった~"って(笑)。
慶太:携帯電話の番号とか、なかなか聞けないよね? 誰かが先陣切ってくれたら、「あ、じゃあ僕も」みたいな(笑)。
龍一:じゃあ2人が聞けなかったら、そのときは僕が行くよ(笑)。
─では最後に、FAnetの“お姉さまたち”にメッセージをお願いします。
慶太:ほら、甘えるとこだよ、甘えるとこ(笑)。
龍一:『LOVE IS THE GREATEST THING』は、80年代っぽさもあるし、キャッチーなニューダンスミュージックっぽさもある曲。歌詞には“キュン”とするポイントもあって、お姉さん的な存在の人に出会い、愛して、僕はこんなに変わった…それほど愛はすばらしいものだよ、ということを歌っているので、ぜひFAnetのお姉さまたちにも聴いてもらいたいです。
─編集後記─
『年上の彼女』について、涼平くんと慶太くんは、だいぶ頭を抱えて悩んでしまった様子。インタビュー終了後も、「年上かぁ…」とつぶやく涼平くん。その横でずっと「年上がいいなぁ~」とは、龍一くん。でも撮影中、慶太くんからこんな一言が。「ぶっちゃけ最近、年上が好きなんですよね、僕」と。なぜ?と突っ込んでみたら、「なんだかんだ言ってやっぱりしっかりしてそうだから(笑)」という答えが返ってきました。結局、どんな結論が出たのかは、彼らのみぞ知る…という感じ?!