第9稿 「声楽の世界:nina(ニーナ)」 | 隣んちの音楽~kuniのクラシック音楽~

第9稿 「声楽の世界:nina(ニーナ)」

 イタリア歌曲集ではninaで掲載されていますが、本来の題名としては「Tre giorni son che nina(ニーナが床にふして三日になる」が一般的な表記になります。
 私が声を響かせることができ始めた頃に学んだ歌曲です。
 人によってはninaを飛ばして、そのままベッリーニやドニゼッティへ行かれる方も少なくありませんが、個人的にはスゴクお勧めの歌曲です。
 ニーナの死の予感を歌う曲であり、歌い手の表現力+表現を可能にする技術力が試される中~上級クラスの歌曲です。
 それにしても・・・相変わらずこの歌手はあごがガチガチの発声(ロシア系歌手に多く見られる)で、よく歌えるな~・・。
 この人は結果だけ言うと「上手い歌手」の部類ですが、皆さんは絶対にマネしないでくださいね~(^^;

 歌手:ドミトリー・ホロストフスキー

 対訳
Tre giorni son che Nina  ニーナがベッドに入ってから
in letto se ne sta    三日経った。
Pifferi, timpani,cembali,笛よ、太鼓よ、シンバルよ、
svegliate mia Ninetta,  起こしておくれ、わたしのかわいいニネッタを
acciò non dorma più.   もう二度と眠らないように。

※参考「Wikipedia「ニーナ (歌曲)」
※リンクhttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8B%E3%83%BC%E3%83%8A_(%E6%AD%8C%E6%9B%B2)