タイトルの言葉は、東国原知事がカンブリア宮殿という番組で話した言葉だが、
最近、霞ヶ関を解体する難しさを更に感じる度に、やはり結局、国民の声が弱い事が、官僚をのさばらしている元凶だと改めて思う。
YouTubeのカテゴリの、「ニュースと政治」をクリックすると、「そこまで言って委員会」や「青山繁晴のニュースでズバリ」などが常に上位にあるため、政治に関心が高い国民も多い事は分かるのだが、
仕事場の同僚などと政治の話をしても、全く無関心な若者が大多数であるように感じてならない。
無関心とは、権力者の不正を見てみぬフリをするのと同様である。
この無関心層を動かさない限り、権力者の権力者による横行は頑として覆せれないように思う。
先週の太田総理の番組で、選挙と宝くじを組み合わせる案が出たが、これは名案だと思った。
ただ、「決定された政策」まで持ち上げるには抵抗勢力があり、案は良いのに実行が難しい。
大多数の国民が運動を起こすには、ほとんどの国民が食うか死ぬかの瀬戸際まで追い込まれないと
実現しないのだろう。
そういう意味では、現在はまだ本当の意味での不況ではないと思う。
この構図は大企業で新しい企画が通りにくい構図とも似ており、それなら退職(国を捨てて)して、新しく起業(他の国に行くか、国は無視して自立する)するしかないかと考えるようになっても仕方あるまい。
それでもなお、この国の政治に変わって欲しいと願う気持ちが私に続く限り、
打開策を求めて勉強し続けようと思う。