kuni-power2の夜明けは来たのか(謎)

                      kuni-power2の夜明けは来たのか(謎)

チューニング業界の流浪人となり果てた
五十路手前のおっさんは...


一体どこに向かっているんだろう的な...

Amebaでブログを始めよう!

さてと、セッティングのお話を





今回のエンジンは


TOMEI2.2LストローカーKIT


HKS GTⅢ-RSタービン


BLITZ インタークラー



800ccのフューエルUPグレード



を、装着させていただいております。














セッティングを始めていきました。




サクション径を拡大したので

エアフロMAPのスケーリングと


インジェクターサイズも大きくなったので

変更しなおしてからスタート!!




早速、低負荷域から煮詰めていき

中回転、高回転域までじっくりマッピングしていきました。



今回、初めてのECUTEK




今まで、F-CONシリーズなどばかり使って

セッティングしていたのですが



近年、フラッシュエディターなどの

純正書き換えを使う頻度が増えてきました。



ECUTEKは、リアルタイムなログが見れるのはもちろん


驚いたのが...



マップトレース機能があります。


フリーソフトのセッティングツールには無い機能です。



セッティングする人間には、最高にありがたいのであります!!





で、今回気になるセッティングですが...



低中速域は中々勇ましい感じに仕上がりました。


が...



マフラーの口径が細く尚且つGTⅢの排気側サイズが

2.2Lのエンジンには厳しく高回転域のブーストがタレてきます。





ブーストを上げても、行けそうな点火タイミングにしても

ノックが出てしまいますので



タービン風量の限界と

排圧の上昇によるものと考えます。




たまに、



根拠の無い理由でセッティングする人を見ますが...


根拠の無い無理なブースト値やA/F値



直ぐには壊れないにしても...短命になるのは必至です!!



1戦だけ持てばいいレーシングカーじゃ無いんだから...



という、事で?!



しっかり、馬力とマージンを配慮したセッティングをした結果




GTⅢ-RSは、2Lエンジンを想定して


高次元でセットアップしたタービンだと思います。



ノーマルエンジンには恐らく






最強なタービンですね!!




しかし!!




2.2Lでも結果は出しますよ!!







TCF(ティシィファクター)1.000でも



378.2馬力 トルク51K!!



ん??




あまり出てなくね??


と、思われますが...



ロス馬力の補正係数を掛けて無いからです!!



そもそも...



ダイナパックはホイールタイヤを外して計測するので

ロス馬力は計算できないのです。


(ロス馬力とはミッションやプロペラシャフト、デフ、ドライブシャフト、ホイールタイヤ等で損失している馬力の事です。)

 


なので、



ローラーシャーシの場合だと


アクセル全開の後、

暫くの時間ニュートラル状態のまま放置します。


これは、ロス馬力を計測しているのです。



ダイナパックの場合は



ロス馬力が測れないので

エンジン出力の何%かがロス出力として

吸収されているだろうという考えのもと

掛け算で推測するのがTCF(ティシィファクター)です。

しかし、ロス馬力が多いはずの高回転も、

ロス馬力の少ない低回転も一定比率で算出されてしまうため

正確ではありません。




なので、あくまでも参考程度に


巷でよく見るインプレッサ系のTCFを当てはめると






436馬力 トルク59K!!


ちなみに、TCF1.20にしているお店さんもあるようで...



TCF1.2にしたら...



450馬力 トルク62K...





正直、この数値は本当に参考程度にしておいてくださいね。





今回一番イケてたのが






 

最大トルクが4000回転!!



これは、コーナーの立ち上がり...





ビンビンですよ!!




昨日は、弊社の走行会があって

シェイクダウンした時の



弊社契約ドライバー様からも高評価をいただき


オーナー様にも満足いただけて



ホッ、としております(汗)




と、言うことで


パワー系の事なら

是非、ご相談くださいね!!