海外でヨガインストラクターとして活動したいという相談を受ける事が度々ありますのでわたしのNYとDubaiでのヨガスタジオ契約に至るまでをお伝えします。







わたしは大学在学中にニュージーランド留学、ヨガ資格をオーストラリアにて取得しました。とは言えこの時点では全くビジネスで使える言葉は話せませんし英語で60分のクラスをもつことは不可能でした。

NYのヨガスタジオ契約は日本での活動実績が評価されアーティストビザを取得する事ができました。NY現地のスポンサーを見つけること、日本での収入、企業からの推薦状を10社程度提出、出版やメディア実績提出など300枚に及ぶ資料を弁護士と作成し、移民局でapproval、アメリカン大使館でインタビューがあり、スポンサー探しを含めると1年かけてビザ取得がされました。アメリカでの就労ビザは非常に厳しく取得出来なかった方からの嫌がらせなどもありメンタルが落ち込んだ時もありました。

SURYASIDE YOGA STUDIOがスポンサーとなりいくつかのヨガスタジオで活動しました。またマンハッタンにあるBenjamin HotelのSPAにてgeneral manager としてスタッフ採用やマーケティングなど行いました。
やはり現地で働くことでヨガを英語指導するスキルは上がりました。最初はコミュニティクラスといいレギュラー講師ではなく見習いという形で1レッスン1名$5で対応しました。
学びながら金銭を頂く環境に感謝して指導を重ねました。

日本でのヨガ指導RYT200以外にもたくさんのセミナーに参加し資格を取得していたので単語を英語に置き換えることからスタートしました。
実際に指導で使える語学を学ぶためDominican republic でのリトリートに参加しました。参加者はNY native 達でしたので言葉の壁は非常に感じましたがヨガスキルは元々あったので皆がリスペクトして接してくれました。


リトリート仲間へはじめて英語クラスを対応した時です。






海外で指導しているネイティブのYouTubeをみながらヨガ指導フレーズをひとつづつ増やしていきました。







ドバイでは到着して翌日には近隣スタジオを検索してスタジオに直接アポを取りレジュメ提出を依頼されたためすぐに作成しwhat’s appからドキュメント送付しました。

内容は下記以外にもスタジオ実績、日本での活動実績を細かく書きました。
ざっと簡単に書くとこんな感じです。

SUMMARY
・15 years of experience in teaching yoga and nutrition in japan
・Teaching and managing experience in a major yoga studio and SPA in New York. 
・Publications and TV appearances in Japan in yoga and personal training.
・Studio and spa management in Japan and New York
・Demonstrated ability to identify, select, and negotiate with customers in Japan.


QUALIFICATIONS/SPECIAL SKILLS
Registered Dietitian No. 123266 
KAATSU Instructor CertifiedRegistered No. 32479 National Yoga Alliance RYT200 
JYIA Executive Manager, Japan Yoga Instructors Association
Certified Fasting Professional, Japan Foundation of Medical Beauty and Medicine 
Secretarial Certification Level 2
Dementia Caregiver


ADDITIONAL INFORMATION
・ Teaching yoga, KAATSU Traning, and fasting as a wellness and fitness expert at SRYASIDE YOGA Studio, Benjamin Hotel, and Be fluent in New York, USA.
・ Numerous magazine and media appearances in Japan.


レジュメが通り、ZOOMでの一次面接があり今後自分がどうしていきたいかを伝えました。

私の場合、スタジオで指導のみと言うよりは日本の自身のスパや旅行会社、ホテル、ヨガ協会と繋いで広い視野でみたいことを伝えその上で自身がドバイ滞在中はスタジオ活動をしたいと自身の思いをしっかり伝えました。

オーナーはロシア人の方でとても好意的に是非スタジオにきてパフォーマンスを一度見せてほしいとなり、翌日にはスタジオにて60分のヨガオーディションをして頂くことになりました。

その場で内定が決まり数日後に正式契約をしました。

現地のヨガスタジオとの契約は専門的なヨガ用語を英語で指導するスキルは必要です。
あくまでそのスタジオのメリットになるように自身がスキルを磨く必要があります。

また、海外の方はコミュニケーションも大切なので日常的に会話を交わすことが大切です。


わたしは現在銀座にスパを経営してますが、海外顧客も多く来店されています。PRも海外向けに行い来店の際は積極的に会話を交わしています。
また、今年からは海外労働者を雇用することとしドバイにいる間zoomで面接を行い英語で面接をしています。
言葉スキルは使わないと忘れてしまうため日々触れるよう意識しています。


ざっと、わたしが海外で仕事をするに至る経緯や活動までをお伝えしました。

指導を希望するyoginiへの参考になれば嬉しいです。