『花男ファイナル』今年初の興収50億突破
あっさり“インディ超え”70億も視野
6月28日の公開以来、大ヒットを続けている『花より男子ファイナル』が、今年公開された作品として初めて興行収入50億円を突破した。27日までの30日間で、興収54億5000万円を記録。6月21日に封切られ、27日現在で49億4000万円の『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』をあっさりと抜き去った。
60億円突破は時間の問題で、65億円以上も確実の情勢。配給の東宝では、70億円超えも十分視野に入れているという。今後、邦画では『崖の上のポニョ』が8月上旬に50億円を突破の見込みで、『ポケットモンスター ダイヤモンド&パール ギラティナと氷空(そら)の花束シェイミ』も、最終的に50億円以上の可能性がある。洋画では、『インディ・ジョーンズ』が大台を超える見通しだ。
一方、26日には洋画の話題作が封切られたが、公開2日間で最も良かったのが『ハプニング』の2億8000万円(25日の前夜祭含む)。次いで『カンフー・パンダ』の2億2000万円、『ドラゴン・キングダム』の1億円5000万円と続く。秋から夏に公開が早まった『ハプニング』は堅調な出足だが、目標興収が高かった『カンフー・パンダ』は、かなり物足りないスタートとなった。
出典:Variety Japan