日記、秦さんの旅行記 | 水行末

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第3の人生の足跡の備忘録のためのブログです。

 

 11月16日(水)、先日購入を決めた車「アクア」の代金の銀行振り込みにいく、多分、これから死ぬまで、もうこれ以上の買い物をすることはあるまい。

 夜は、YouTubeで涙の流れるCMを色々と視聴、簡単に涙が流れる物語もあれば、そうでない物語もある。老化とともに涙腺のバルブの位置、締まりが変化しているのだろう。昔、高橋和己大先生が「涙は無条件で心を浄化する」と書いていた記憶があるが、その効果も低下していると感じる。

 

 17日(木)ソロキャンプを予定していたのだが、起きると恐ろしく寒い。直ぐに断念。もう少し低温にも耐えられるシュラフを購入しなければと思う。(私の持つシュラフは適用温度は5℃とある)

 

 18日(金)アニメ、「君の名は」の続編と思われる新海誠監督の「天気の子」を見る。「君の名は」に登場していた瀧君や三葉ちゃんも登場する。「君の名は」ほどには感じるものが少ない、何故か?が判らない。

 

 19日(土)、帝塚山の「秦さん」のお宅で受領したインド・ネパール旅行記を読む。秦さんが写経した般若心経をインドブッダガヤにある印度山日本寺に納経する旅について書いたもので。心に残った事項は

 

①訪問された平成26年は、私がブータンに派遣されていた時期に重なる事、私がブータンに居た時、秦さんも近くにいたのだと、意味なき偶然を思う。

 

②秦さんはタージ・マハールに対して工学者としての印象を持たれている、一方、中谷美紀さんの「インド旅行記」では国王シャー・ジャハーンと王妃ムスターズの哀しい恋と美しい建築物との関係に心打たれる、との記述と記憶する。 

 

 国王シャー・ジャハーンについて調べると(ブータンの教え子からFacebookで教えて貰った)、国王は王妃ムスターズの死後、妹に手を出すは、臣下の妻にも手当たりしだいと言う淫乱の生活を20年間続けたらしい。タージ・マハールという美しい建物の背後に私は「美しい恋」の物語を見る事は無い。

 

③秦氏はインドのトイレ事情についてその悲惨さを指摘されている。私がブータン派遣中に多くの強姦事件がインドで問題となった。その背景には夕刻、人気のない所で用を足さざるを得ない女性が数多くいる事がある。トイレは生活の基盤と思う・・・

 また、インドにトイレが普及しない原因にスィーパーと呼ばれるカースト最下位の清掃人の存在がある。カーストは人類が作り出し最低最悪の制度だと思うが・・・その克服は簡単では無い・・・

 

 

20日(日)久しぶりに一冊の本を読了した。

 

 近頃、一冊の本を読み終える精神力に欠ける。荒唐無稽な話を面白く読んだが、残された貴重な時間を使って読むべき本なのか?とも思う。

 

 近所にできたインド・ネパール料理店で久しぶりにナンとカレーの食事

 インド、ネパール料理、経営者は多分ネパーリーと思う。

 

 定番の昼食、ナン、カレー、サラダ、鶏肉、飲み物はラッシー。久しぶりなので美味しく頂いた。ただ、この量でも私には少し重い。

 

 午後は「見る将」JT杯決勝、藤井五冠と斎藤慎太郎八段、これと云った見どころも無く藤井五冠の勝利。