A氏の一時帰国 | 水行末

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第3の人生の足跡の備忘録のためのブログです。

 ブータンに私が派遣された同時期、SVとして活動されていたA氏はブータン中央官庁で橋梁設計指導、T氏も首都ティンプーで建築設計指導を行われていた。A氏は、その後縁あってバングラデシュのダッカで橋梁設計、現場管理に携わられ、現在も仕事は継続している。

 

 A氏がダッカで活動中には2016年飲食店襲撃テロ事件もあったし、コロナにも感染された。ブータン活動期間には私の赴任先である科学技術大学で特別講義もお願いした。今回の一時帰国に当たっても関西空港の検査でPCR検査で陽性(奥さんは陰性)となり、アパホテルで10日間の隔離生活を送られたらしい。人生の波乱万丈度は恐ろしいほどと思う。

 

 折角の帰国の機会なので、現在日本で働くブータン出身のソナム嬢、デチェン嬢にも声を掛けて頂き、皆で会食する事となった。 

 

 大阪梅田で会食、コロナ禍で時間は2時間と限られていたが楽しいひと時であった

 

 ソナム嬢、デチェン嬢ともコスタリカ派遣前に会食した記憶がある、もう3,4年前だ、日本に永く住んでいる彼女たちは、それでも化粧気も無く、ブータン人の素朴さを保っている事に驚く。

 

 このような機会がブータンへの派遣を契機として、与えられたことを喜び感謝したいと心から思う。