ヨセフ路程について | 親と子の訓読家庭教会

親と子の訓読家庭教会

後天時代に於ける子女教育を考える

顕進様がヨセフ路程について語られた内容を紹介します。



「ヨセフ」

ヨセフの兄たちはヨセフが倣慢だと考えました。そのせいで彼らは最も根本的なサタン的衝動を感じ、それが家族を切り離してしまうことになりました。ヨセフの家庭はヤコブの系列から出ており、それゆえにイスラエルの祝福を受けていました。それは神様の摂理の中心的な家庭でしたが、彼らの責任分担が果たされなかったため、機能不全でした。彼らは人間的な観点でヨセフを見、実の弟であった彼を殺そうとしましたが、それは成功しませんでした。そしてついに、ヨセフは最高の地位に登り詰め、彼の家族を救いました。

ヨセフは家族を救う前に、その機会を利用して彼らを教育し、適切な構造と秩序を確立しました。家庭は、愛の構造と秩序に基づくものですが、それが堕落により破られました。復帰過程では、適切な秩序を確立し維持する必要があります。それは理想家庭を作るのに最も重要なことです。その秩序の基準は創造目的に由来し、霊肉両面の自然法則に由来します。責任ある人間は自分の意志で神様のみ旨に自分自身を一致させなければなりません。それを通して、彼らは神様の摂理に貫献する者となり、豊かな祝福を受けるでしょう。