back in black
だんだんと確信になってきたことだが。P子さん、お付き合いするようになってから、がらりと変わってしまった。いや、変わったというより、本性が現れたというべきか。「女」の本性をにじみ出してきた。こんなふうに書くとおおごとに聞こえるが、実際はたわいもないことで。これまでサバサバしていたP子さんが、とたんにデレデレしだしたのです。kさんが~忙しいなら~別にいいんだけど~やっぱ~あたしは~もっと会いたいな~もっと遊びに行きたいな~どこか連れていってほしいな~おいしいもの食べに行きたいな~kさんが~忙しいなら~別にいいんだけど~もうすぐクリスマスだね~クリスマスはどうする?一緒に素敵な日を過ごしたいな~きれいな景色を見たいな~おしゃれなレストランに行きたいな~ああ。やはり、P子さんも女の子なのだなあ。女の子にとって、クリスマスは特別なのだなあ。あるいは、「クリスマスに格別な1日を過ごす」というのが、女の子の夢なのだなあ。「一生に一度は、すてきな花嫁衣装を着たい」と同じようなものなのかなあ。そんなこと言ったら、俺だって一回だけでいいから、社長の椅子に座ってみたいや。一回だけでいいから、高級ソープで大尽遊びしたいさ。個人的な話を挟みますが、今月、私は誕生日を迎えます。ですが、仕事やら何やらあって、ゆっくりできません。自分の誕生日さえままならないのに、他人の誕生日のクリスマスをありがたがる気がないのです。P子さんにクリスマスのアプローチをされて、げっそりしてしまいました。それでも、できる範囲で喜ばせてあげたいと、レストランを検索したものの…今からでは、遅いよねーやっぱり。満席。もっと探せばあるかもしれんが、気乗りがしなくて…正直にその旨を伝えました。LINEの返事、どんな答えがくるか…