こないだの三連休を使って、夫婦で富士山を見に行きました。
移動は車。10年目を迎えたプラドです。
最近、マフラーに穴が開いて、少々ヤンキー気味の重低音がマフラーから轟いています。
お弁当を持っての出発は夕方の六時過ぎ以降。
ETC割引を使っての高速道路ドライブツアーです。
とっとこ、とっとこ走って、西名阪道路の亀山を越えて、高速道路に入って暫くしてからのことでした。
助手席の嫁が、マイケル・ジャクソンのCDに合せ大声で歌い上げている私に向かって、
歌を遮るようにおもむろに質問します。
「なあ、高速道路にも、お化けっているんか?」
突然すぎる質問です。
「場所なんか関係なく居る所には居るんとちゃうか。」
咄嗟の回答です。
歌を遮られて少し不機嫌です。
「やっぱり・・・。」
「・・・・・???」
(さては、コヤツ何かを見たな!?)
マイケルは高らかに歌っています。
一方、私の頭は頭上からやってきたもわっとした空気の塊に包まれます。
不快です。ざわついていて、頭の上の方だけ寒気がします。
「何か居た見た感じたな!?」
「・・・うん。」
「上から人が覗いたように見えた。」
マイケルの歌が終わりました。
曲はHeal the world でした。
嫁によると、歌が聞こえたから、寄って見にきただけとのこと・・・。
私の歌声に惹かれた、なんてことは無い話しですね。
夜のドライブは、色んな出会いが待っています。
サービスエリアでしばしの睡眠・・・。
翌日、富士山五合目へのドライブの前に、富士山本宮浅間神社へお参りに行くことにしました。
それが礼儀だと思ったからです。
神社に近づくにつれて、道が渋滞です。
原因は祭りの山車曳きでした。
何と、この日は浅間神社の大例祭だったのです。
ようようにして見つけた神社近くの駐車場に車を置いて(ドラッグストアの駐車場に無断駐車です。)、
たくさんの人並みをくぐり抜け、祭り太鼓に心躍らせて、お参りを済ませました。
もちろん、屋台で買い食いもしました。
ご当地名物のB級グルメ「やきそば」は、もちもちした麺で、美味しかったです。
五合目までにあった富士山ビューポイントである駐車場に入りました。
さっきまで頂上を覆っていた灰色の雲は、
いつの間にか消えていました。
と言っても、かろうじて富士山全景が見える範囲での雲消えです。
もうこの辺りで、寒い気温になりました。
私以外は全員長袖に上着をもう一枚寒そうに羽織っています。
私はと言えば、半そでシャツ一枚で、ウロウロ写真を撮っています。
でも、三枚ほど撮ったところで寒さが身に沁みました。
それから、穴あきマフラーを唸らせながら、右左と続くコーナーを攻め、
車での富士山最高峰五合目に到着です。
さすがに車の外は寒く、半そでシャツの上に、長袖二枚を着込みました。
それでも足りないくらいです。
五合目から見上げた緑不毛の富士山
五合目からの景色
壮大です。寒いです。空気がしまってます。
3,776mの富士山。
かつてネパール・ポカラで見た、8千m級のヒマールの山々・・・。
較べれば子供のような日本の富士。
でも何か違います。
「ありがとう」と心で呟きながら下界へ戻りました。
残念ながら、ふもとの町は富士山以外見るものがなさそうで、
十割そばを食した後、足早に名古屋方面へと向いました。
東名高速を一路名古屋へ・・・。
翌日、帰路につきました。
ぶらりと出た旅先での偶然の出会い。
振り返れば、祭りに、花火に、雷雨・・・。
予定のない旅であればあるほど、
何故か珍しいご当地の催しに出会います。
偶然は、何かを気付かせてくれますね・・・。




