4月23日(水)晴れ 最高気温37度 タイに居た時よりもあまり汗が出ない。湿度が低いのか、影に入ると涼しい。


AM8:30頃目が覚める。寝起きのボーっとした頭のままムービーTVチャンネルでアメリカ映画を見ながらゴソゴソ出掛ける用意。

日本を離れて早10日。何故かアメリカ映画を見るとホッとした気分になる自分に気付く。日本人なのに・・・。アメリカ的生活がこれほど身に沁みているとは不思議なものだ。

で、見ている間に何度も停電。その度に窓のない部屋は真っ暗になり軽い不安が頭を過ぎる。あるあるとは聞いてはいたが、立て続けに何度も停電するとは少々驚く。「首都なのに・・・停電三昧。」

 気の滅入ってしまう窓のない部屋であることも手伝って、そろそろ未踏の国インドの街へ繰り出すことにする。先ずはメインバザールとニューデリー駅に向うことにした。

 ホテルを出て、コンノートプレースの外周通りまで来ると沢山のリクシャが客待ちをしている。声を掛けられるかと思って険しい顔で彼らの前を通り過ぎてゆくと2~3人に声を掛けられただけで、あっさりと通り過ぎてしまった。空港でもそうであったが、何故かあまり声を掛けられない。むしろタイの方がうるさかったほどだ。おかしい・・・客引きが凄いと聞いていたのに・・・。

 メインバザールまでの道には、沢山のバスや車、リクシャに混じって、数頭の牛たちが道の真ん中をのそのそと歩いていた。中には道のど真ん中で寝ている牛もいる。排気ガスとひっきりなしに鳴らす車のホーン公害も気にならないらしい。

 メインバザールに到着。道幅は思っていたよりもずいぶんと狭く、舗装も所々で途切れて土のまま凸凹状態だ。その狭い道にも大きな牛はのそりのそりと歩いている。首都デリーのメインのバザールだけに、もう少し大きく小奇麗な市場だと思っていたが、見事に裏切られた。これがインド流のお出迎えか。


メインバザール①

             メインバザールのメイン通り


 友人Kが教えてくれた、美味しいと言うフライドチキン屋を探し、裏道をグルグルと歩き回るが結局見つからず。閉店したのかもしれない。フライドチキンは諦めて、ネットカフェに入る。30分10ルピー。回線スピードはタイとあまり変わらなかった。

 帰り道に小奇麗なカフェを見つけ入ってみる。Sam's Cafe'と言う名の店だ。焼き飯、ファンタ、チャイを頼んで合計75ルピー。ドイツパンとショートケーキもメニューにあった。店内には白人系の客ばかりいた。どうやら店の奥はバックパッカー用のホテルらしい。黄色は見かけず。やはりこの時期に旅をするのはバケーションのある白人社会の人達だけなのだろうか。

 ニューデリー駅に向って歩いていると、子供に話し掛けられる。

  子供 「ネパリ~!」

  私   「!?」

  子供 「ネパリ~!」

  私   「!?」「ネパリ?」「ネパリって、もしかしてネパール人?」「誰が?」

  子供 「ネパリ?チン?」

  私   「ノー!ジャパニーズ!!」

  子供 「・・・???」

 嘘をつくな!このネパリめ!!と言う目をして子供は去って行った。

どうやら私は日本人には見えなくて、インドの隣国ネパール人だと思われたらしい。

どうりでしつこい売り子やリクシャにほとんど声を掛けられなかったのだ。

確かに、ヒゲ面、焼けた肌、汚い格好・・・、そして元来持って生まれた顔かたちがネパール人に見えても仕方がない。金持ち騙しやすい日本人に見られない分、有り難い話ではあるが、何だか釈然としない。道すがら水を買う。1.2ℓで10ルピー。

 駅前で何やらにぎやかで騒がしい行進に出くわす。5~6人の楽器隊を先頭に、白服を着た二人がそれぞれの馬に乗って行進している。インド人達も珍しそうに見ていた。何だろう!?分からない。


駅前の行進

         駅前の謎の行進