おっさん臭い話ではありません。胡散臭い話の続きです。


両足の捻挫事件からしばらく経ったある晩の事です。

夜も遅いので寝ようと二階の自分の部屋へ向いました。

扉を開いて電気を点けました。

何か変な気がしました。

部屋の明かりがいつもより何だか少し薄暗く黄色っぽく感じました。

ベットに入り仰向けになって寝ました。

寝入ってから、少し経った頃でしょうか、ふとしたきっかけで目が覚めました。

目が覚めたといっても、目を開いてはいません。

目をつむった状態です。

「何かが違う。」違和感を覚えた私は起き上がろうと思いました。

でも身体が言うことを利きません。全く動けないままです。

金縛りでした。訳もなく恐怖心がわいてきます。

怖くなって、心の中で「誰だ!?」と叫んでいます。

身体を動かそうと頑張ってみました。

どのくらいの時間だったのでしょうか、本当は短かったのかもしれません。

なんとか目を開けることが出来ました。

天井が見えました。

天井の少し手前で、おっさんが私を見下ろしていました。

おっさんは半透明で、白黒映像っぽく見えました。

上半身だけしか見えませんでした。

『誰だ!?』と、もう一度、心の中で叫びました。

どこのおっさんか確かめようと、顔をじっくりと見ました。

すると、いきなりおっさんの顔は別人の顔になり、

まるでシャッフルしたように顔が女性や男性へと様々に変わりました。

「えっ!?」と思ったあたりで金縛りは解け、そのまま恐怖心から逃げるように眠りました。

この日から連続1週間、金縛りが続きました。

耳元に女性の声(意味不明の言語を話していました。)や、

天井がウルトラQ状態(絵の具を混ぜたような状態)、などのバージョンがありました。


思春期の頃、身体の成長期なので、金縛りによく会うとか言います。

でも、おっさんを見たり、声を聞いたり、捻挫をしたり・・・・。

そんなことがあってから、私は胡散臭いことに、更に興味を持ってしまうのでした。


以上、うさん臭い話②でした。