2003年4月13日(日)大阪:晴れ時々曇り
旅立ちの日
大阪市内から地下鉄・南海電鉄を乗り継いで約一時間と少し、ようやく関西空港へ到着。遠い。本当に遠い。京都からだと、専用のJR特急電車に乗っても京都駅から約1時間半掛かるらしい。名古屋の新空港の方が近いかも!?
南海電鉄の改札を出て、国際便のフロアーへ向かう。4月にしては若干の薄着で歩く私の前を、厚手のセーターを着込んだ中年白人夫婦が歩いている。これから彼等は寒い国へ旅立つのだろうか。一方、私は常夏の都市タイ・バンコクへ・・・と思いつつ、フライトチケットとパスポートを忘れていないか、急いで確認する。キャリー付バックパック(後々、このキャリー付で良かった事を何度も実感することになる。)をごそごそ。真っ赤なパスポートにSQ973便KIX10:00発BKK13:40着の航空券引換証。確かにある。当たり前か。
しかし、バンコク往復28,000円とは!(HISさんありがとう。)もしも、値段距離と言うものがあったなら、大阪からバンコクは東京と同距離になる!などと、どうでもいいことを思いつつ団体受付カウンターに向かう。集合時間の8:00までには少し余裕があるが、早めにチケットを貰う。その足で、シンガポール航空のカウンターへ行き、窓際の席と喫煙席をオーダーする・・・なんていうバカな希望的妄想を浮かべながら、バックパックを預け搭乗券を貰う。これで、後は飛行機に乗るだけとなる。
1時間少々、珈琲とタバコの吸い貯めをし、「出発します。」メールを携帯から何通か送る。「ハァ~」、と何故か溜め息が出る。これも、話し相手がいないからか。
「さよならにっぽん」マンガのタイトルと同じ言葉(古かったか!?)をつぶやき、今でも沈下し続けている日本、いや、大阪、関西空港を後にする。
- 著者: 大友 克洋
- タイトル: さよならにっぽん ←「AKIRA」の作者です。はっきり言って古いです。