こんにちは
クンダリーニ症候群の【かすじる】です
今日はクンダリーニ症候群と統合失調症というちょっと香ばしいテーマで書いてみたいと思います
両者は似ている部分が多いですし、統合失調症自体が幅広い症状の総称といえますので明確に分ける事は困難です
(余談 これは今まで相談を受けた中で思うことですが
クンダリーニ症候群の方はちゃんと常識的な感覚を持っている方が多かったように思います
相談の際に送られてくる文章もちゃんとしている人が多かったです)
というかクンダリーニ症候群が臨床レベルで診断されることがありえませんので現時点でこの議論は意味がないと思っています
そういった事は専門家たちの議論の発展を待つしかないでしょう
(この点に関してできる事は当事者の議論ではなく専門家間の議論の発展を促すような当事者からの情報提供ではないでしょうか)
私は議論より大切なのはその間にいる人たちを実際にどのようにケアしていくか、守っていくかだと思っています
メンタルケアとライフライン、二つの視点から提案したいと思います
①メンタルケアの視点から
多くのクンダリーニ症候群の人は自分の統合失調症の可能性を否定したいはずです
統合失調症というのは普通の感覚の人からすればマイナスレッテルでしかありません
いきなりあなたは統合失調症です、と言われてショックを受けない人などいないのではないでしょうか?
私自身、現在統合失調症の投薬を受けていますので当事者として気持ちはわかると思っています
実際に医療を頼った時最初は統合失調症になったんだと思い、かなり塞ぎ込んだのを記憶しています
今だから言えますが自分はもう終わったのだと一時は死ぬ事すら考えました
ですが、私には特有の症状というのがあって、それが私の周りで起きる第三者にも聞こえるラップ音、つまり軽微なサイキック現象なんですが、これがあったのでショックから立ち直る事ができました
統合失調症の症状に第三者にも観察可能なサイキック現象としてのラップ音などありませんから
話がもどりますが、統合失調症と言われてショックを受けない人はいません
そこで概念としてクンダリーニ症候群はとても役に立ちます
やっぱり生きていく上で自分をどうラベリングするかって大事です
統合失調症なのか、クンダリーニ症候群なのか
自己認識は出来るだけネガティブでなく、希望があるべきです
今はまだ社会に認められていませんが
クンダリーニ症候群という不思議な病気が実際にあるという事を
ちゃんと知ることが大切だと思います
②ライフラインの視点から
現状クンダリーニ症候群の人というのは社会のマイノリティーです、大袈裟な例えをすると存在しない病の患者です
ですので、基本的には守られていません
ここは人によって受け入れられるかどうか違いがあると思いますが、
私は人によっては統合失調症を戦略的に利用するのも良いのではないかと提案します
統合失調症であれば、ライフラインを利用する事ができます
人によっては障害年金、生活保護を受ける事も可能になるでしょう
私自身は悩んだ末ライフラインを使う事をやめましたが
嘘偽りなく自分の症状を説明した上で医者が統合失調症と診断したのであれば
甘んじてそれを利用する事は決して悪いことではないと思っています
(勿論誤診を誘導するような症状の捏造は絶対にやってはいけませんし、許されない事です、正直に話しましょう)
以上メンタルケアとライフラインの視点からできる事を書いてみました
ちょっと極端な考え方かもしれませんが、何かしらお役に立てたら幸いです
本日もありがとうございました