言われて心が落ち着いた | Kuna-com

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主に私の暇と時間と妄想を垂れ流した戯言。

仲がよかったカップルの話

彼はうつ病持ちの既婚者

なんで出会ったかは 覚えているけど

話すと長くなる

わたしたちは不倫している

あの日、会いに行けば

変わっていたのかもしれない

そう 彼は言っていた 何度も。

わたしたちは 月の半分以上は 会っている

彼は休職中で来月から仕事を復帰予定であった

わたしは 夜勤もあって不規則な仕事をしている

こういった状況もあってか

彼が日程を合わせてくれていた

身体の相性はこれ以上にないくらい いい

お互いに過去を打ち明けてから

より仲が深まって 幸せを噛み締めていた

魔が押し寄せて来るまでは。

2018.12.27 わたしたちは会う約束をしていた

わたしはその日 休みだった

休みの日の午前中は 大抵 彼から来る電話を

待ちながら 家事をこなしている

その前日もわたしたちは会っていた

彼から 電話がかかってきたとき

とても重苦しそうな声で 咳をして鼻声であった

彼: おはよう、今起きた

なんか 体調悪いような感じする

頭も痛いし 風邪引いたのかな

とりあえず 支度はするね

私: 大丈夫? 無理だけはしないで

今日はゆっくり休みなね

彼: 空奈にうつしたら 悪いから そうしよっかな

今 どっか出かけてる感じ?

私: あ、朝ごはん作ろうと思って 近くのスーパーに

彼: え、それ俺のためでしょ? 食べたいから行く

私: だめ、身体弱ってるんだろうから 休まないとでしょ

彼: うーん、分かった また寝る

私: うん、またね

電話が終わったとき 嫌な孤独感と罪悪感が

その時 押し寄せて来る恐怖を

わたしは 知らないでいた