この半年近くの私の任務。
それは、こころにかぜをひいたと思われる後輩を
病院に連れて行ってあげること。
彼女を救ってあげたい
彼女をはじめ
まわりの子や
課長や支店長からの
愚痴やクレームから
自分も開放されたい
でも焦りは禁物
立場上、
どうしてもみんなの間に入らざるをおえないこの現状
毎日がいっぱいいっぱいだった
こころのかぜひきさんは
この支店で2人目になった。
過去の1人とは未だに毎日のように内線で話をしている。
今ではだいぶ立ち直って、本社にて元気にお仕事をしている。
きっと本人も苦しいんだけど
その周りも苦しい
彼女は診察室から出てきて
『なんか、すっごい楽になりました』
と、最近見たこともない笑顔で言ってくれた。
『連れてきてくれて、ありがとうございます』とも。
でも
なぜだか私の心は晴れない。