あと1週間で、ワールドリーグが始まります。

あの北京の夏から約10か月。
思えば、北京メンバーにもあれから色々なことがありました。

山本選手のブログでの告白。
越川選手の手術。
斎藤選手の現役引退。
朝長選手の現役引退発表・引退。
清水選手・福澤選手のパナソニック内定。
松本選手の堺BZ移籍と出場停止。
・・・などなど。


あの夏のあと、なんともいいようのない寂しさ・虚しさにおそわれました。
それでも、彼らのバレーボール人生はまだまだ続いていく。
協会や植田監督に失望もしたけれども、それでも続いていく12人の選手たちのバレー人生をこれからも応援していきたいと思いました。


日本のバレー界が抱える問題は山積みだと思います。
16年振りにオリンピックに出場はしたけれど、選手と取り囲む環境はそんなに変ってはいない。


もしかしたらこれからまた試合に勝てない日々が続いていくのかもしれない。
世界との差を感じながらふがいない想いをするかもしれない。
そして全日本に失望するかもしれない。

でも、ふたたび日の丸のユニフォームを着る選手たちには、必ずロンドンのコートで北京の悔しさをはらしてほしいと思います。

だから、北京の夏のことは絶対に忘れてはならないのだと思います。


私もようやく最近録画してあった北京五輪の試合を観ました。
あれからずっと観ることができなかったんですよね。
あの時の悔しさを忘れないために中国戦をみたんですが、意外に冷静に観れて自分でも驚きました。
逆に、中国チーム結構いいチームやん、なんて思ってみたり。


そしてまたやってくる夏。
もうあの12人が揃うことはないけれど、20年振りのオリンピックでの勝利を目指して、全日本を全力で応援したいと思います!