バレーでなくてもスポーツ観戦していて、新人選手のデビュー戦に偶然にも立ち会えることは大きな喜びです。
その選手が活躍してラッキーボーイ的な存在になれば、なおさらです。


私の多いとは言えない生観戦の中で、偶然にもその場面に立ち会えたのは全日本では清水選手、Vプレミアでは三上選手です。

清水選手は2007年のワールドリーグ対フランス戦。
当時はまだ、世界選手権に出た全日本選手+プレミアリーグの選手のごく一部しか知らなかったので、当然清水選手のことも知らず。
「清水って誰?」「大学生らしい」「へ~、大学生も出るんや~。ピンチサーバーとかで出るかな?」
などという会話を一緒に観戦した友人と試合前に話していたのを覚えています。
1セット目直弘選手と途中交代でいきなり登場した清水選手の初得点は、ラリー中に上がった難しいトスを打ったボールが確かラッキーな感じで相手コートに落ちたものだったような気がします。
会場で流れるビジョンに交代した直弘選手が大喜びする姿が映し出されました^^
2点目はデュースにもつれ込んで24-24。
またもやラリー中から上がった苦しいトス。
クロス側にはフランスの3枚ブロックの壁。
しかし、冷静に一人分開いたストレート側に落とした絶妙なフェイントがフランスレシーバーの前にぽとりと落ちセットポイントを点したのでした。
この2点で、すっかり他の選手の信頼を勝ち得て、会場のファンを引きつけたような気がします。
「清水って誰?」から「清水ってすげぇー!」と私もすっかり熱が入ってしまいました。
(ちなみに、このセットはこのあと富松選手のブロックで日本がセットを取るも、フルセット負け)
この試合と次の勝った方の試合は、録画したVHSを今でも何度も観てます^^


三上選手は2008年1月の対東レ戦。
以前にもピンチサーバーで出場はあったのですが、レフトで交代で入ったのはこの試合が初めてだったのではないでしょうか。
前日はサントリーにいいところなしのボロ負け。
この日も1セット目を簡単に取られて、2セット目は最大で10点ほど差を広げられていたと思います。
そんな中交代で三上選手が入って流れが変わります。
さらに前田選手も投入されたので、ちょうど今の若い布陣になった時でした。
東レのミスもあってあれよあれよという間に10点差を逆転してこのセットをとり、3~4セットも接戦をものにしてなんと大逆転勝利だったんです。
そして、この日の三上選手の決定率は70%超え。
ここからNECの連勝が始まった貴重な1勝でした。
(ちなみにその試合の様子はコチラで。


そして今季も次々に内定選手がデビューして大活躍です。
いただいたコメントに新人賞の話題があったのですが、そういえば昨季は新人賞は誰なのか、予想の段階でなかなか候補が私の中で上げられなかったのですが、今季は逆にすでに候補がたくさんいる気がします^^
たしか、2~3年目まではOKだったような気がするんですが・・・。
今後も、嬉しいデビュー戦に遭遇できたらいいな~と思います☆


おっと、でも若手ばかりに気をとられていてもいけませんね 笑