パーマ施術に関係する毛髪の4つの結合のうち
今回は二つ目の「イオン結合」です。
マイナス(-)イオンと、プラス(+)イオンの結合です。
髪が傷んでph(ペーハー)バランスが崩れると切れてしまいます。
ph(ペーハー)=水素イオン濃度
phとはアルカリ性・酸性といった水溶性の性質を測る「ものさし」のようなもです。
この水溶性ってところが肝で、昔、では髪の毛のphは??
っていろんなとこで討論になり、
髪の毛は水溶性ではないので、phは、はかれないのでは?
などなど^^
結局のところ、髪の毛のphが測れる測れないの討論より、
phとは、水溶性の性質を測るものさしであり、私たち美容師が髪の毛につける薬剤の
phを知っておくことはすごく大事ですし、
髪の毛にアルカリ性の薬剤をつけるとどうなるか?
酸性の薬剤をつけるとどうなるか?
このことはしっかりおさえておきましょう ^^♪
髪のイオン結合がしっかり安定している状態は等電帯(ph4.5~5.5)のときです。
(↑の話から矛盾を感じるかもしれませんが^^私たちは美容師です。
こっから先は科学者の人達に任せておきましょう^^♪)
健康な髪の状態はこの等電帯、つまり弱酸性です^^
コマーシャルでもよく耳にしますね♪
髪の毛には、グルタミン酸やアスパラギン酸の酸性アミノ酸が多く含まれているため
髪の等電帯は弱酸性のph4.5~5.5になります。
(そういえば構成されるアミノ酸から髪の毛のphを測りだしたという説も^^)
髪のphがアルカリ性に傾くとイオン結合が切断されます。
結合をつなげるためには、等電帯にphを戻すことが必要です。
※-イオンになるアミノ酸は、グルタミン酸やアスパラギン酸の酸性アミノ酸
+イオンになるアミノ酸は、アルギニン、リジンなどの塩基性アミノ酸
ここからは、美容師の仕事に大きく関わってくらから、しっかり覚えてね♪
☆キューティクルはphによって、開いたり閉じたりします。
キューティクルが開くのはアルカリ性側
キューティクルが閉じるのは酸性側
☆髪はダメージを受けると、マイナス(-)イオンが多くなっていきます。
補修剤でカチオン性、アニオン性というのに関わってきますので、
これは大事ですのでしっかり覚えておいてね♪
☆髪は酸性に傾くと、プラス(+)イオンが多くなる。
髪がプラス(+)イオンになると、
マイナス(-)イオンのものと引き合うようになります。
☆髪はアルカリ性に傾くと、マイナス(-)イオンが多くなる。
髪がマイナス(-)イオンになると、
プラス(+)イオンのものと引き合うようになります。
自店にある1剤のph、2剤のphを調べてみるとおもしろいですよ♪
(髪の毛にph8.2の1剤をつければ考え方として、髪のphが8.2になる
髪の毛にph4.3の2剤をつければ、髪のphが4.3になる
とは思わないでね♪)
※1剤でアルカリ性に傾いたものを、ph4.3の2剤でph4.5~5.5にもっていくような感じ♪
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