7月12日水曜日にアクシデントに見舞われました。

当日は1か月に一度の「万葉集の会」の日でした。

ピアノも茶道も、お絵かきも、スポーツクラブもすべて、途中下車ですが、この会だけは長く続けて楽しんで出席しています。

17分の阪急電車🚆に乗るべく急いでいたところ、踏切で遮断機が下がりはじめていました。 

その下を慌ててくぐったところ、そこで転倒、もう一本の遮断機で下りて、私は線路の手前でした。 

電車の近づくカンカンという音とともに、車両が見えはじめました。

慌てて、立ちあがろうとするのですが、これがまた若い頃と違い、スムーズにはいかず、這うようにして

遮断機をくぐり歩道に逃れたのです。

近づいていた電車一瞬速度を緩めました。

いつも顔を出す北側にあるcafeの中の馴染みの客が飛び出して大騒ぎになると覚悟していたのですが、何事もなく、通行人も全くなくて、次の電車に乗って桂の駅に到着しました。

左の目の周りに違和感があって、駅中のドラックストアで、冷たいペーパーを買って、少し時間もあったので冷やしはじめました。

会場である桂坂のSさん宅に到着し、いつも通り楽しいおしゃべりも交えて万葉集を楽しみました。

帰宅後、鏡を見て驚きました。

左目の周りは青く腫れ上がっていたのです。

まさに四ツ谷怪談にお岩さんの様な顔貌です。

そのわりには痛みほとんど無くて、打撲した膝の方が心配でした。 

半月板、靭帯損傷、骨折も心配したのですが、レントゲン写真の結果、すべて異常なしで、胸を撫で下ろしました。

それから3週間あまり、顔の傷は野球選手ヌードバー選手が塗っていた目の下の黒の様な経過をたどって薄くなりました。

ちなみに、あの黒塗りはアイブラックと言われ太陽や球場の照明対応だそうです。

 

特にほりのふかい人種には効果的だそうです。

ほりのあさい日本人の選手も近頃はやってますね。

怪我の後に自宅にある杖です歩いてみると、これがなかなかいいのです。

股関節の手術のあと、Dr.には杖など必要ないと言われたのですが、不安でお隣りの方から杖をもらって、1週間ほど使った記憶があります。

先日、京都府庁の前でバス🚌を待っている時、目の前に杖専門店があるのに気づきました。

時間待ちに、店に入ると驚くばかりの多くの杖が展示してありました。 

京都で一番の専門店らしいのです。

フランス🇫🇷製の杖に魅せられました。全体黒塗りに鮮やかな色彩でデザインされた杖です。

価格もかなりのもので、店の方の話によると機能的にも優秀だそうです。 

今のところ杖無しでいけそうなのですが、近い将来、杖が相棒になる日が来るでしょう。

いつも行くcafeでそんな話してたら、杖先輩の方からのアドバイスがあり、上等の杖は必要不可欠になるまで持たないこと、なんとなく必要の場合、必ずあちこちで杖を置いて忘れるので初心者はシンプルなものでいいそうです。

私の手元の杖は、まことに面白味のないそっけないものです。 

杖見ながら考えました。

この杖にリボン🎀結んだり、コサージュをつけたり、その日のファッションに合わせてリボンの色を変えるとか、色々考えてると楽しくなりました。

街で見かける杖の人が気になり出して、そのうち仲間入りするからねと思っています。 

私の好きなドラマ「シャーロックホームズ」や「名探偵ポアロ」では着飾った長いドレスの女性が洒落た杖を持っているのを見かけます。

以前はステッキと呼ばれた杖は、男女ともアクセサリーだったのですね。

 

大好きな黄色いリボンをつけてみました。

私の怪我で不幸中の幸いがもうひとつあります。

聞くところによると、あの時、阪急電車を止めていたら、慰謝料を支払わなければならないそうです。

そうなると警察にも👮‍♀️呼ばれて、調書とられ、厳重注意を受けたことでしょう。

とにかく、今後は「あわてない あわてない」を心がけます。

怪我の後、自分に緊急事態宣言を発令してダラダラ過ごしています。

怪我と、とんでもない暑さで忘れられない夏になりました。

 

花リレー

 

涼やかなブルームーンです。

南国の花で、今年は特に勢いよく、花数も多く楽しませてくれます。

 

読んで頂きありがとうございました。