コロナ以前は、多い時は週1度の映画館通い、映画三昧の暮らしでした。

過去にアナフラキシイーショック2度起こした私はワクチンは打てません。

高齢者ということで、映画館はじめ多数の人々が長時間密集する所は避けていました。夫が亡くなり、その忙しさで身体が弱って免疫力が落ちたせいか、コロナに感染してしまったのです。

PCR検査➕と出たものの典型的なコロナの症状はなく、好きなコーヒーが飲めず、パン🍞もだめとコロナの後遺症らしきものがあったものの医師の治療も受けず回復しました。 

ワクチン接種せずに免疫ができたのてす。

コロナは一向に減る気配がありません。

私が映画館に出かけた1月12日の京都府感染者数は3473人.ちなみに昨年の1月12日は412人だったのです。

メモ程度の日記を14年付けているのですが、その日記の片隅にその日の京都府感染者数を、ずっと記録しています。

コロナ減少傾向が見られない中、世の中のゆるみに便乗して人混みにも出ています。

 

以前買った本の、辺見じゅんのシベリア抑留の「収容所からの遺書」を読んで深く心打たれ一気読みしました。

その文庫本の帯封に映画化決定と書かれていました。

 

 

主役が元嵐の二宮和也で、少し違和感を覚えたものの、原作読んでいるという興味から映画館に行きました。

シネコンの映画館で多くの作品を上映してます。 

その中に、感動したテレビドラマ「Dr.コトー」の映画化されたのもあって

これも魅力的だったのですが映画名「ラーゲリより愛を込めて」を選びました。

「Dr.コトー」は天皇一家がこの映画見られたそうです。

 

 

私が読んだ原作では、過酷な抑留生活の中で俳句を楽しむ暮らしが書かれていて

その記述に心打たれました。 

厳しいソ連兵の目を盗んで色々な楽しみを見つける、東京六太学の野球で名を馳せた人物もいて、手作りのバットやボールで野球に興じるシーンもありました。

望郷の思いの中での辛い毎日を少しでも和らげて笑顔も見せる人達の姿が切なかったです。 

ソ連兵からの残酷な仕打ちを想像していたのですが、ソ連兵の登場は少なく、目をそらさず見ることが出来ました。

 

 

 

映画の内容から、高齢者の観客を想像していたのですが、大多数が若い人です。

多分二宮和也のファンなのでしょう。

二宮和也はなかなか好演でした。 

戦争のこと知ってもらうために多くの若い人達にこの映画を見をて欲しいです。

前にブログに書きましたが、私の職場の上司がシベリア抑留から帰還した方です。

この上司からシベリアの話は全く出ませんでした。

ただひとつ「春になってシベリアの原野に咲き乱れる野の花がとても美しかった」だけを耳にしました。

何かで読んだのですが、日本敗戦の時、アメリカと🇺🇸ソ連が日本列島を名古屋あたりから東と西に分け東はソ連、西はアメリカが占領し朝鮮半島のように分断する構想があったそうです。

ソ連には未開発の広大な土地があることから、それらの土地を開発するための人材が欲しいとのことで、ソ連は日本人捕虜をもらい受けて、アメリカが日本列島を占領するという交渉が成立したとありました。

あの極寒の地シベリアで奴隷のような強制労働を体験した人達の犠牲のもとで、日本列島は朝鮮半島のようにならなくて済んだことになるのでしょうか?

ネットによるとソ連に抑留された日本人は501000人.日本へ帰還出来たのが461000人死者は53000人だそうです。

 

私が好きだったドラマ「Dr.コトー」の撮影地は与那国島です。

ドラマの内容はもちろんですが、その風景の美しさは感動ものです。

Dr.コトーが自転車で海辺りの草原を走る姿が忘れられません。

最近、石垣島、与那国島島へ旅した友人から島の今の様子聞きました。

着々と自衛隊の設備が進んでいるようです。

あの人口1700人の島が有事の際の最前線になるのでしょうか。

今が第二次世界大戦の戦後でなく、第三次世界大戦の戦前になってほしくありません。

 

 

今年は10月頃から咲き始め例年より花数が多いようです。

花言葉は「自己愛、自惚れ」です。

ギリシャ神話のナルシスからきてるとのことです。

 

読んで頂きありがとうございました。