退院してようやく1ヶ月が経ちました。体力はまだまだだけど、気力はだいぶ戻ってきたかなといった感じです


息苦しさや圧迫感は相変わらずで、家の中で動くことすら、息が上がったり、夜眠れなかったりする事はよくありますが、それ以外は特に問題なく過ごせてます。食欲もまぁまぁかな


先月から、週一で訪問診療をお願いしていて、ドクターと看護師さんに来てもらってます。緩和ケア専門のクリニックなのですが、とても感じが良い方ばかりで、毎週会うのが楽しみになるくらい、安心感があって癒されます。医療に携わっている妹曰く、在宅医療というのはピンキリで、手を抜こうと思えば抜く事ができるらしく、私がお願いしてるところは当たりだったと


先月、抗がん剤治療をした亀田総合病院の主治医から、家族へ病状説明があり、実家長崎の両親、妹、主人に同席してもらいました。特に新しい事はなく、簡単にいうと「やれる事はやりました。これ以上できる事はありません」という内容でした。この言葉は今までも耳にしている事なので、特にショックもなく、帰りは、家族みんなでワイワイ焼肉食べて帰りました^^ 


面談の最後にずっとこれまで付き添ったり、キーパーソンとして、主治医の先生とやりとりしてくれてた妹と、なかなか仕事が忙しく付き添えずにいた主人二人が個別に呼ばれました。後で妹に聞いたところ、厳しい状況だという事を伝えたら、主人はこう言ったそうです。「結婚する時から覚悟はしてました。ただ、今は前を向いて二人で乗り越えていこうと思ってます」と答えたそうです。主人と一緒になって良かったなと、また改めて思いました


今は自宅でのんびりと療養してます。平日忙しくて帰りが遅い主人とは週末一緒に過ごして、車でちょっと出かけたりもします。先週末は主人の実家がある軽井沢へ行ってきました。移動はちょっと疲れたけど、軽井沢の空気は美味しくて、たっぷりの自然に癒されました。飼ってる二匹のダックスにも癒されました



平日は外出も出来ず、ずっと家で過ごしてばかりなので、時間を持て余し、最初はしんどかったのですが、だんだん平日の過ごし方も定着してきて、気持ちのゆとりもできてきました。ちょっと前までは気持ちがいっぱいいっぱいだったのが、見過ごしてたところに目を向ける事が出来てきて、だいぶ心が楽になってきました


自分に対して、肯定的になる事が足りてない事に気付き、元々長女気質で、何か引っかかる事があっても自分で抱えて処理したり、妙に責任感が出てきたり、過小評価する部分が昔からあって、思考パターンのクセみたいなものがあったのですが、最近気付きました、いいお手本がすぐそばにいることに。。。主人です。全てをありのまま肯定的に受け入れ、いつも前向き、加えて、天真爛漫さと天然ボケがいいスパイスとなっていて、なかなかこんな人いないなと、尊敬の念すら抱いてしまいます。これからは主人を見習います^^ 


とにかく一日一日を生きていこうと思います。自分らしく、何気ない日常に笑顔を添えながら、時に泣いたり怒ったりして、抑える事なくありのままに


幸せな事に、いい友達にも恵まれてます。いつも気にかけてくれて、心の支えになってます


昨日は、ずっと寄り添ってくれてるお友達のYちゃんが遊びに来てくれました。住まいは遠いのに、わざわざ自宅まで毎月来てくれてます。有難いです。美味しいランチを食べてると、なんと共通のお友達で大分に住んでるRちゃんがサプライズで登場。二人で被り物かぶって、クラッカーでの演出は、ウケました。4月のYちゃんの誕生日にRちゃんのサプライズ登場を仕掛けたのが、今回は仕掛けられました




想定外過ぎて、状況を理解するのに時間がかかりました。嬉しすぎるよぉ~ (涙) いい友達を持てて幸せです


私は人や環境に恵まれてると、つくづく思います 


人との繋がりの中で、たくさんの愛をもらったり、力をもらってるのだと思います


このブログだって、会った事もない私の事を気にかけてくださる人がいたり、ずっと応援してくれてる人がいて、パワーをもらってます 


「これくらいしかできないから」とか「力になりたいのに何もできない」という言葉をかけられた事がありますが、「力になりたい」と思ってくれた事自体が、既に私にとっては、大きな励みとなり、支えとなってます


ありがとうって伝えたい人がたくさんいます。恩返ししたいと思う人がたくさんいます。私の想いもまた伝わってるといいなと思います