前号に引き続き(詳しくはこちら)、週間現代さん9/3の号も衝撃的な記事を書いてました。「医者と製薬会社に実験される患者たち」、「患者はモルモット」、「資格欲しさに手術する」、現役医師達の内部告発とし、余計に悪くなるクスリと手術の実名が表になって掲載されてあったりと、アグレッシブな内容でした

現役医師達の内部告発における「飲み続けてはいけない薬」の実名は、ステロイド、ロキソニン、ボルタレン、デバス、ワーファリン、PL顆粒が多く挙げられていました。その他、抗ガン剤でも、ジェムザールは副作用が強く、オブジーボは死亡例が報告されているため、リストにあがってました

もちろん、薬を服用せず、無理に痛みを我慢し続けるよりは薬は飲んだ方がいいという事もあります。長期的に飲み続けるという点でデメリットがあるという事をわかった上で、うまく薬と付き合えるといいですよね

またドクハラについての記事もありました。
「ドクハラ」= ドクターハラスメント= 患者に対し、医師が暴言、示唆、嫌がらせなどのことを言うんだそうですが、日本ではそういった医者と遭遇する確率は決して低くないそうです。医療コンサルタントによると、全国31万人医者がいる中、CT画像を正確に診断できる医者は2割であって、高圧的な医者は裏を返せば、自分の診断に自信がないからという意見もあるようです

がん患者側にしてみたら、藁をも掴む思いで、医者に助けを求めている場合が多い中、悲しい現実だと思いました。私も経験しましたが、「助からないかもしれない」と言われた時、いきなりあの世への切符を渡された感覚に陥り、絶望感でいっぱいになりました。そんな中、頼れるのは医者、医者=絶対みたいなところがありましたから、ドクハラするような医者に出会ってしまっていたら、悲劇だったことと思います

週間現代さんが書かれている事が全てではないと思いますが、なかなか表に出てこない裏事情や医療の闇という部分に引き続きメスをいれて、医者=絶対という偏った考えにならないため、患者自身の知識のため、引き続き頑張って頂きたいです

友人が送ってくれた週間文集(9月1日号)では、「食生活改善」や「放置」等で劇的に寛解した患者の記事が書かれてました。「がんを徹底的に叩く」という治療法では、がんは治せないという考えに至っている医者は多く、西洋医学におけるがん治療には限界がある事は段々と患者にとっても明らかになってきています

かと言って、これというひとつの決まった方法をやれば治るというものはないのが、がんというものです。心の病とも言われていますから、これまで何度もご紹介しているコールドウェル氏の治療方法(詳しくはこちら)が私は理にかなっていると感じます。少なくとも私はコールドウェル氏の考えを参考にし、自分の心と体に向き合い、今まで見ないふりをしたり、目を向けてこなかったところに目を向け、地道に自分改革をして(今も進行形)、いい方向にいってる気がします。一番は自分が納得、理解した上で、命の選択をし、あとはとにかく信じ抜く事なのかなと思ったりします。どんな治療であれ、自分で考え決めたのだったら、それでいいと思います。逆に、最高な治療を受けれたとしても、治ると信じていなかったり後ろ向きだと、効くものも効かなくなる事があると思います

ある実験で、外科医が手術するために、患者を手術室に入れ、うち半分の患者が実際に手術を受け、他の患者は麻酔をかけられ、切開されたが、手術自体はその真似をするだけでした。それでも両グループとも改善されたという報告があります。薬のプラセボ効果はよく聞きますが、手術にも効果があるなんて驚きです。アメリカではプラセボ用の薬を専門とする企業もあるそうで、偽の薬とわかった上で購入し、服用している患者さんが多いそうです。脳を騙して、治癒力を引き出す効果を期待しての事だと思いますが、値段が高ければ高いほど、その効果が高いという研究結果もあるそうです

人間がもつ底力は半端ないですね〜

その底力、私は今まさに自分の身体をもって、経験している気がします