２０２４年９月４日

本日、サンヨウブシの咲き始めた梶ヶ森に出掛けて来ました。

いつもように龍王の滝駐車場に車を止め登って行きます。

（１）トチバニンジン。（２）ミツバテンナンショウ。

龍王の滝（日本の滝百選）

【龍王の滝は、県立自然公園梶ヶ森の七合目に位置し、落差は２０ｍあり、源流は頂上付近で湧きでており、不思議な水としても有名である。また、原生林の中で自然そのままの姿をとどめており、周辺との調和がとれた滝ということで、平成２年「日本の滝百選」に選ばれた。

【伝説の一節として滝の下方佐賀山地区にの某家に　ある夜一人の娘が訪れ否と一夜の宿を乞うた。主人は快く受け入れたが娘は「私が休んだら身体に水をかけて欲しい」と云う。不審に思った主人が夜中ひそかに娘の寝ている座敷のふすまを開けるてみると、大蛇がとぐろを巻いていた。朝、娘は昨日と同じく変わらぬ様子で礼を述べ家を出たが、主人は、なお不審が去らず跡をつけた。やがてその娘は龍王の滝に静かに身を沈めたという。そのあとで、主人は枕もあがらぬ大病になったという。】

（龍王の滝、説明文より抜粋）

（１）龍王の滝上流部の流れ。（２）滝に流れ落ちていきます。

（１）ナガバノコウヤボウキ。（２）台風の影響でしょうか、登山道にはヤマグリが沢山落ちていました。

いつまでも眺めていたい水の流れ。登って行きます。

（１）アキノギンリョウソウ。（２）クマガイソウの葉を発見。何度も登っている山ですが、初めて見ました。

サンヨウブシ（キンポウゲ科）花期：９～１０月頃。シコクブシと比べ葉の切れ込みが少ない、無毒。この辺りから登山道の横で点々と咲いているサンヨウブシ。

定福寺奥の院（護摩堂）

気温は１８、５℃。谷に沿って登っていると涼しく感じる気温です。

サンヨウブシ。この辺りは、鹿よけネットが張られいますが、写真のサンヨウブシはネットの外。

（１）シコクブシの葉。花はもう少し先になりそうです。（２）ヤマシャクヤクの実。

カツラの木、空にむって伸びています。

（１）この日は水量も多いので勢いよく流れ落ちています。傾斜もキツイ。

（２）サンヨウブシの向こうに真名井の滝が見えてきました。この辺り登山道が荒れています。滑らないよう気を付けて登って行きます。

真名井の滝。冬には全面凍結することもあります。

真名井の滝上流部の名もなき小さな滝です。少し滝壺を覗いて見ましょう。鮮明ではありませんが、魚の姿が写っていますね。

水の流れは真名井の滝に落ちていきます。

天狗の鼻まで登ってきました。前方には山頂も見えています。

キャンプ場を通り山頂に登って行きます。キャンプされていた方達が昨夜は寒かったったと仰っていました。

（１）ツルリンドウ。（２）シコクフウロ。

梶ヶ森山頂（一等三角点：点名・大兀森）

梶ヶ森山頂からのパノラマ写真。遠くは雲と霞で展望はイマイチです。

コサメビタキ。

（１）タカネオトギリ。（２）ウメバチソウ（蕾）この周辺は昨年までなかった鹿よけネットが張られています。

ゲンノショウコ。

（１）コフウロ。（２）テリハノイバラ。

（１）秋の色。（２）トビが舞う。

（１）オタカラコウ。（２）アサマリンドウ。（蕾）

（１）ツリガネニンジン。（２）シコクママコナ。

サンヨウブシ。

ツルリンドウ。

ヤマジノホトトギス。

（１）クサアジサイ。（２）ハガクレツリフネ。

アケボノソウ（リンドウ科）花期９～１０月頃。白い花びらの黒紫色の斑点を、夜明けの星に見立てて名付けられた。

ナンバンハコベ（ナデシコ科）花期：８～９月頃。

（１）コバノギボウシ。（２）シュウカイドウ。

ミヤマウズラ。

本日は、いつもお世話になっているOさん、Tさん、Gさんに山頂で久し振りに会う事ができ、楽しい山登りになりました。

最後までご覧いただき有り難うございました。