今年も、3月3日の桃の節句がやってきました。
2007年の、風花丸(7歳)と、母犬の薫風(もうすぐ9歳)の写真です。⬇️
風花丸: モデルは疲れるなぁ...。
薫風: たまには高い所も良いよ!
2008年。⬇️
薫風: これも“ママ孝行”だから、付き合ってあげなきゃ...。
2009年。⬇️
二人とも、いい感じだよ〜♬
2011年。⬇️
今年は余裕だね...(笑)
とんで...2014年。⬇️
風花丸: そだね〜。
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そして2017年...。⬇️
我が家のお雛さまとは、29年間のお付き合いです。
子供たちが小さい頃は、薫風と風花丸と、お雛さまの前に座って、
「無事に大きくなりました。ありがとうございました!」と、ご挨拶していたのですが、
そのうちに、ご挨拶するのは、薫風と風花丸だけになりました(笑)。
その年によって飾る場所も変わり、住まいも2回変わりました。
今年は薫風も風花丸も、娘もそばにいないけれど、箱からそっと取り出した雛人形の、
そのお顔を守る柔紙を外した時に、
ふと...、
もしかしたらお雛さまは、私の為に存在しているのかもしれないと感じました。
子供を見守る「私」を、見守ってくださっていたのかも...と。
今年も無事に、お雛さまを飾る事が出来て良かったと、改めて思ったのでした。
ちなみに今年は、猫のケージの上に飾りました(=^x^=)。
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29年前のデパートでの特設会場では、職人さんが何人か実演をしていて、
「ひな遊び」という通りに、実際に手に取って遊んで欲しいと、仰ったのが印象的でした。
「触って、汚れて、壊れても良いのです、それが成長の証ですから...」と。
その、おおらかな気持ちに救われるような、優しい気持ちになりました。
その後、我が家の雛人形の後ろに置かれた屏風が、新聞記事になっていたので驚きました。
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雛人形を箱から出す時に、いつも思う事があります。
いくつかの小箱が、大きな箱にパズルのようにキッチリ収まり、
さらに個々の箱の中で、動いて壊れないような工夫もしてあるので、
どのように収納してあったかを記憶しながら、一つずつ取り出していきます。
例えば「右近の橘、左近の桜」と覚えて飾るお花の収納方法。
(お花や小物類は、確か奥様が作っていらっしゃると伺いました。)
箱に付けられた輪ゴムで押さえると、逆さにしても動かないのです。
(数年前に、手持ちの輪ゴムに取り替えたのでカラフルですが...。)
五月人形の収納も、ちょっとした工夫がされていて、先人たちの知恵と工夫を、
自然な形で学んでいるような気持ちになります。
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こんな風に家の中では、いつもと変わらない時間が流れていますが、
一歩外に出ると、異様な光景に包まれていて驚きます。
クールダウンして、平常心を心がけたいものです。
みんなで分かち合い、助け合いたいものです。
そういう人間でありたいです...ね。
(ᵔᴥᵔ)