まずは実物大の絵を描く。

頭の大きさや手足の長さはこの時にしっかり確認しておかないと後で修正するのが難しい。

正面、真横、後ろからの絵を描いてどう編めばこの形にできるのか考える。


絵だけでわかりづらければ粘土原型を作るつもりだったが、1回目の試作でいい感じのサイズ感ができたのでその試作を原型として細かいところを調整することにした。


髪型を作る

頭を編んだら綿を詰める。このやり方だと頭が柔らかいと髪型が作りづらいのでしっかりめに詰める。

髪パーツを編みつけるベースとなる「カッパのお皿」パーツは肌色の透け防止とヘアスタイルのボリーム出しに役立った。

髪の隙間から肌色が見えるのを心配せずに髪束を作れるのでこのパーツは重要だと思う。


髪型にもよるが、先に耳をつけるか後からつけるかは少し気を使う。

耳があると髪束を編みつける時に少し邪魔になる。

糸や針が引っかかる。

また、目の高さに合わせたい時は目がまだ刺繍されていない状態なので少し気を使う。


ベースを頭に合わせる時は、ベースのへこみ部分をほっぺたの増し目の位置に合わせて頭に髪ベースをまち針で止める。

ベースのへこみが大体耳の位置になる。

耳があると前髪の端や、もみあげの位置を決めやすいので迷ったら先につけてもいいかもしれない。


髪束は基本的に鎖編みの紐に中長編みを一段編んだリボン状のもの。

先端の尖った部分は引き抜き1目+細編み1目。

細く長くしたければ細編みを続ける。

中長編みの「裏を表に」使っている。

こうすると自然と頭に沿った内巻きの髪束になる。

逆に表目を表側にするとぴょんと反った髪束になるので髪型に合わせて使い分ける。

髪束のリボンは固定やブロッキングをしなければくるくると巻いてしまうので、巻き髪にしたい時はそのまま使うと自然で綺麗に仕上がる。


髪型や髪束のデザインによっては長編み、長々編みも使う。

まとまった大きな髪束や、髪を面として表現したい時に使える。

増し目、減らし目をすると髪束をカーブさせられる。

大きくカーブさせたい時は目を多く入れる、減らすようにする。