前回までのブログで書いた通り屋外での飼育準備を整えて、室内水槽には産卵床を浮かべて来たる産卵に備え、そして遂に初めての卵発見と相成りました
今回はここからの流れについて書いていきます。
最初に結論からいうと、産卵床に産み付けられた卵を指で摘んで、ベランダに用意したNVボックス#13に卵だけをそのまま放り込みました
なぜこんなことをするのかというと、まず親メダカと同じ水槽内で稚魚が孵ってしまった場合、その稚魚は親メダカに食べられちゃうそうです。
なんとも残酷な話ですがそこはメダカ脳、まーそんなもんなんでしょう。
もちろん食べられてしまうのをそのまま放置するわけにもいきませんから、稚魚は親メダカと隔離してやる必要があるわけです。
卵は黄色味がかった小さな粒なわけですが、これを優しく指先で摘んでやっても潰れたりはしません
産卵床の予備がいくつもあるなら産卵床ごと別の容器に移してやってもいいと思いますが、何分ストックが2つしかありませんので卵だけを摘んでそのまま放り込むという方法をとりました。
卵は容器の底に沈んだままとなりますが、孵化には問題ないようです。
というか、実際問題なく孵化しました
産卵に向けて意識したのは─、
「ライトの点灯時間」
→メダカが産卵するためには12時間以上の日照時間が必要となるようで、これを室内のLEDライトの点灯時間で確保しました。
「水温」
→水温は20℃以上必要とのことですが、これは季節がら特にテコ入れが必要というわけではありませんでした。
今の時期ならそのまま室温で飼育しているだけで十分な水温を確保できます。
ただし、日中も家にいてエアコンを使う方は注意が必要で、そんな場合は別途ヒーターを導入しなければならないでしょう。
「餌やり」
→元気な卵を産むにはやはりまずは親メダカが元気でなくてはならないってことで、産卵を促すためにいつもより多めに餌をやりました。
具体的には餌やりの回数を増やす(←ここ重要)、これまでは朝夕の2回与えていたのを朝夕晩の一日3回に増やしました。
ポイントは一回あたりの餌の量を増やすのではなく、餌やりの回数を増やすことです。
以前も書きましたが、餌の食べ残しは著しく飼育水を汚します。
ネットには色々と書いてありますが、個人的には一回あたりの餌の量は1分以内(もっというと30秒以内程度でもいいかも)で全て食べきれる量で十分かと思います。
これでもメダカたちは購入した当初に比べて見違えるほどプリプリに肥えてます。
メダカに必要な餌の量は思っている以上に少量で事足ります。
しつこいですが本当に少量ずつ様子を見ながら与え、1分程度で食べきったらそれ以上は与えない。
それを一日3回続ける感じです。
産卵に向けて意識したのは↑こんな感じです。
意外と簡単に卵を産んでくれるので、これから産卵にチャレンジしたいとお考えの方はぜひ参考にしてみてください