振り返れば後悔ばかりの人生。
そして、この数年は自分に自信を持てないし、どこに行っても中途半端な不完全燃焼な感じ。
いつも、赤べこ状態で謝って、言い訳して…
悪夢だった幼稚園時代がもうすこしで終わる。
悪夢だった?
息子は、「たっのし〜い!」ではないにしろ、毎日通っている。自分に自信が持てるものも、なんとなくではあるけど、見つけた様子。
私は…
結局ママ友と呼べるような人は出来なかったけれど、人の影に隠れない母の背中を見せたくて、3年間、手がかかる幼稚園の係を率先してやってきた。人前に出るのが苦手な息子に見て欲しくて、前で話すような役目も買って出てきた。
少し前までは、休日にママ友と群れて遊びに行っている人を見ると、ママ友とお泊まりパーティーしたんだ!と聞くと自信をなくす自分がいた。
その傷はジクジクとなかなか乾かずにいた。
でも、今、全ての役割が終わり…
園に行けば、いろんな人に声をかけられるようになった。
おつかれさま^_^
良かったよー^_^
先生方からもお礼を言われるようになった。
私が欲しかったもの。
それは、信頼だったのかもしれない。
友達は楽しいかもしれない。でも、私はノリや勢いで作れるタイプではないし、きっと失ったり、手を離された時に受け入れられないだろう。
時間はかかったけれど、仕事で得ていたような、「貴女で良かった」を、いま、貰えている。
強がり、かもしれない。
本当は、気の合うママ友が出来たら良かったのかもしれない。
でも、自分にオッケーを出すのは自分。
私は私に合格をあげたい。
親しい人はできなかったけれど、顔を背けたくなる人もいない。会えば立ち話するくらい、知りたい情報を聞く相手はいる。もういいじゃないか。
オリンピックやワールドカップのような派手さはないけれど
ママ界にも
戦はある
自分の弱さと戦い
愛しい子どもにイライラする感情と戦う
寄り添ってくれるはずのパートナーを憎むこともある
こんなに口汚い女だったのかと自己嫌悪に陥ることもある
立ち止まった。
逃げられるものなら逃げたいと涙を流した日もあった。
私の初戦が終わる。
勝ちか負けかなんて、決めなくていい。
走りきった、その爽快感を、今、噛み締めている。