『最後の晩餐』レオナルド・ダ・ヴィンチ 作
最後の晩餐にはなにを食べますか。なにが食べたいですか。
そして、誰と一緒に食べますか。
よくある質問ですね。
私は「なにを食べたいか」よりも「誰と食べたいか」のほうに意識がむきます。
このときばかりは一人ではなく、大切な人と最後の食事をとりたいです。
私には、美味しいもの追求する星(生まれ持った気質)がほとんどありません。そのためか私はグルメではありません。「味のこだわり」もあまり無いほうだと思います。
だから、あちらの世界へ行ったときには「なにを食べたか」よりも「誰と食べたか」のほうに記憶が残りやすいように思ったのです。
どんなに美味しいものを食べても、あちらの世界へいくと忘れてしまうと思います。
持っていきたいものは、人との関わりのなかで痺れるようなショックを受けて、それらをそっとしまい込み、記憶に残していきたいのだと思います。
大塚国際美術館では、〈修復前〉と〈修復後〉の『最後の晩餐』(原寸大レプリカ)がひとつの部屋におさめられていて、その対比を楽しむことができます。
『最後の晩餐』の修復の際に分わかったことは、そこに描かれている料理は魚料理であり、それは「ウナギ」ではないかとされているそうです。
夜が長くなってきたので、読書を楽しんだり絵を眺めたり。リラックスして過ごします。
『最後の晩餐』レオナルド・ダ・ヴィンチ 作 修復前
『最後の晩餐』修復後
『最後の晩餐』修復前
『最後の晩餐』修復後
『最後の晩餐』ラヴェンナ 作 モザイク壁画
蜘蛛女より