悪縁が良縁になることはない、とつくづく感じます。
 
 
「今まで長いあいだ一緒にいたから」「これまで散々尽くしてきたから「」一緒にいると得になることがあるから」
 
 
心のなかに少しでもそんな邪な気持ちがあるときには、その先の一歩が踏み出せませんでした。
 
 
そして悪縁の下にぶらさがっている人たちも、私にとって良縁にはならないように思います。
 
 
悪玉の親分と繋がっているその人たちは、私にとっておなじところに住む住人。その人たちと過ごしたとき、100%晴れやかな気分でいられる自信はありません。
 
 
悪縁も体験する必要があってこそのご縁であったと思います。けれども、からだに支障をきたしながら、いつまでもそこにいる必要はないのだと思います。
 
 
いくら想いや時間をかけても、悪縁が良縁になることはないのです。
 
 
蜘蛛女より