小中学生の携帯電話 | 橘 白扇 のひとりごと

小中学生の携帯電話



小中学生に携帯電話をもたせて、通学させることの是非を

大の大人が、大真面目に議論しているようだが、実に滑稽と

言わざるを得ない。


小中学生に携帯を持たせるかどうかは、勝れて家庭の考え方

の問題であって、それにより学習時間が減ったとしても、成績が

悪くなったとしても、それは家庭の問題、自己責任の問題に

過ぎない。


学校に持っていく事の是非について言えば、親が心配するのは

登下校時の安全の問題に尽きる。


であれば、登下校時の所持と、校内での不所持を徹底させれば

すむ事である。


学校に下駄箱があるように、携帯電話を収納する、鍵付きの

ロッカーを用意すればいいだけの話であろう。

登校したら、各自、自分の携帯用ローッカーに入れて、鍵をかける。

下校時に取り出して、持って帰る。

ことはそれで済む。親がどうしても子供に連絡する必要があれば

学校を職員室をつうじて連絡する方法で充分である。


親を騙って、子供を呼び出す危険性もなく、むしろ安全度は増す

とかんがえられる。


事業中に携帯を操作することもなく、授業に集中する効果が期待

出来よう。


携帯を入れるための、ちいさな区画のあるローッカーを作るくらい

いとも容易なことであり、金額的にも、大きな出費をともなうものでも

あるまい。


実りの無い議論に無為に時間を費やさず、すぐにでも実行すれば良い。