大木の将に倒れんとするやよく一人の支うるあたわず。 | 橘 白扇 のひとりごと

大木の将に倒れんとするやよく一人の支うるあたわず。

ついに麻生内閣の支持率が危険水域に達した。

むしろ、遅きに失したとも言える。


自民党という巨木も内部が空洞化し、病葉のみしか残っていない

現状では、座して倒壊を待つのみである。


全ての責任は、その人材の枯渇にある。

議員の椅子に執着し、国民の代表として、国家の運営、国民の保護

という役割を放擲する、なさけない選良の存在は、涙なくして見られない。


党利党略とは、言い古された言葉であるが、現状は党利党略以前の、

私利私欲というべき惨状である。


政権末期になると人材が枯渇するといわれるが、人材不足が政権末期

を産むのである。


連立を組む公明党にも、人材は有りや無しや。


次の参議院議員選挙までは、参議院で野党が優位という現実は、

衆議院が解散してもしなくても、事実として存在している。


麻生太郎よ、徳川慶喜になる決意を。