オバB(マザーの妹)が遠路はるばるマザーに会いに来て下さいました。鉄道を乗り継ぎ8時間もかけて!オバB一人では自信がないからと、娘さんと一緒に。






オバBも後期高齢者なので、「故郷に帰って来るのも、Y子(マザー)に会うのも、これが最後だと思う」と、覚悟を込めた言葉を仰っていました。






そのオバBから祖父母(オバBやマザーの両親)のお墓参りをリクエストされ、勿論 快くお連れする約束をしたのですが…。そういえば、私、お墓の様子をこの3ヶ月間見に行ってないな。と気になりまして。






念の為、事前確認で墓地まで行って見ると、草が生い茂り、祖父母の墓石を覆い隠すほど。まるで無縁墓状態。ヒイィィィ。











祖父母が眠るお墓は、伯父Aが跡を継ぎましたが、その伯父Aもすでに他界。息子さん(私の従兄弟にあたる)が暮らす他県のお墓で眠っています。つまり、受け継いだはずのお墓には入らず、祖父母やご先祖様だけで残されています。






従兄弟は「定年退職したら祖父母や先祖のお墓をどうにかする」と言っていたようですが…。それまでの間、唯一地元で生きて暮らすマイマザー(祖父母の四番目)が墓守りをしていました。でもそのマザーも施設暮らしになり、お墓の管理が出来なくなってしまって…。






そこで関東で暮らすオバA(マザーの姉)が、実家市内に暮らす親戚(祖父母の左隣のお墓の持ち主)に 時々祖父母のお墓の様子を見てもらうように心付けを渡したと話していたのですが…。











こんな荒れたお墓を見たらオバBが悲しむに違いない。と、必死で草取りや墓石の汚れを落としました。1日だけでは終わらず、オバと墓参りする日の早朝にもう一度出向き、ギリギリまでお掃除。






どうにか元通りにする事ができ、オバBと無事にお墓参りが出来ました。祖父母だけではなく周りの親戚のお参りも済ませて、感慨深げなオバB。






そんなオバBの姿を見て、マザーやオバたちのお父さんやお母さんが眠る場所をもっと大切にしなければ。と反省しました。






オバAが管理をお願いしたという親戚に任せきりにするのではなく、私がマザーの意志を継いで、関東から帰省するタイミングで祖父母のお墓のお世話をしてあげたいな…思った次第です。






どこまで出来るか分からないけど…。せめて跡継ぎの従兄弟が、白黒つけるまで。






祖父母の右隣りにはマザーが自分用のお墓を既に用意しています。まだ入る予定は無いけれど。お墓問題、今後どうなるんでしょう?






跡継ぎとか、墓守りとか、現代のご時世にそぐわない表現をいたしました。個人的にはどの様な形であっても良いと思ってます…。