マザーとまんじゅうと句集
今日の母は最初のうちは『どうして私に内緒で突然来たの?』と、私たちを見ながら涙を流していたけど。お饅頭を食べてからは比較的好調でした。『夫さんは元気?』と私の夫の名前も出てきたので、オバA・オバBの事なども沢山話題に出しました。
そのせいかな?『疲れた…』と呟くマザー。母にいつまでも記憶を留めていて欲しくて、ついついアレコレ試すように聞いてしまって反省。
その為、予定より少し早めに切り上げて帰ることにしました。献上品のおじゃみで遊んだり、新しいカットソーを試着する事はできず。そのまま持ち帰りました。勝手に置いて帰ろうかな?とも思ったけれど、何がトラブルになるか分からないので、一旦引き上げました。
帰り際、母の部屋の洗面台が汚れていたので、掃除してきました。その様子を見た母が『綺麗にしてくれてるのね』と。少し部屋の床がザラついてたのも気になったなー。来週の面会時はこっそりクイックルワイパーを持って来て掃除しようかな?(そしてまた掃除道具は持ち帰る。)
掃除して下さいと言えば良いのかも知れないけど…何となく言いづらいよね。気になったのは今回だけだから、もう少し様子を見ようかな?
母と別れフロアの外に出てから扉のガラス越しに中を見ていると、母がヨタヨタとソファーへ移る姿が見えました。ソファーには同じ入居者の方が座っていたから、それなりにコミュニティが出来ているのかも。
歩きは相変わらず危なっかしいので全介助でしたが、近距離の移動ならつかまり歩きは出来るみたい。良かった。
母の落ち着いている様子に、施設の職員さん皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです。
母が穏やかに安定して暮らせる日々が少しでも長く続きますように。