母の面会に行って来ました。





予約していた面会日の前日になって、施設の職員さんから電話連絡が。“深夜1時頃から母が右目の痛みを訴えている。この後 施設医に診てもらうが、医師の判断によっては眼科へ連れて行って欲しい” との事。





もちろん母と眼科へ行くのはやぶさかではないが、面会するのと眼科へ行くのとでは段取りが変わってくる。職員さんには 施設医の判断が分かり次第 連絡をお願いし、一旦電話を終えました。





連絡を待つ間に、もしも眼科へ行くとなれば、どの病院へ行くべきだろう?母にはかかりつけの眼科が無く、以前数ヶ所の眼科に行った程度。アレコレと考えを巡らせる。





候補先①
M眼科
4〜5年前に白内障の日帰り手術をしたけれど、超激混みの眼科。予約しても1〜2時間ザラに待たされるので、認知症で落ち着きの無い母は、きっと待てない。





候補先②
O眼科
介護認定を受ける以前、母が目の違和感があると言い張り、連日通い詰めたり鬼電していた眼科。眼科医から「あなたのお母さんは認知症ですよ、早くサポートを入れたら?」と言われた過去があり、私的になんとなく行きづらい。





候補先③
Y眼科
1〜2年前、(コンタクトを使った事無いのに)コンタクトレンズが外れないと主張する母を、コンタクトレンズ入ってないよ!と納得させるために連れて行った眼科。





どちらの眼科に行くにせよ、気が重いな〜と悩んでいる間に、施設から結果連絡が。施設医の見解は “右目が赤いので、抗生剤入りの目薬を処方する。それで様子を見て、明日(面会予定日)の昼過ぎになっても治らないようなら、念のため眼科へ行くように。” とのことでした。





面会か?眼科か?当日施設へ出向いた時に母の様子を確認してから決める事になりました。





で!
ようやく面会当日の話
(前置きが長い)





もともとの面会予約時間は午後2時。しかし眼科に行く可能性もあるので、少し早めの1時40分頃に施設へ到着しました。






入り口で手洗い消毒をしていると、ガラス越しにリビングでポツンと座っている母の後ろ姿を発見。胸がギュッと締め付けられます。






姉と私が中に入って行くとそこに母の姿は無く、いつの間にかフロア内をウロウロと 徘徊 歩き回っていました。その歩き方は、オノマトペで表現するならば【ヨボヨボ】が相応しく。無造作な衣類も昔の面影からは程遠くて(泣)。






元気だった?久しぶりだね!と声をかけると、あんぐりと口を開けて驚いた表情の母。私は間近で母の右目をチェックしたけれど、特に変わった様子は無い。職員さんに様子を尋ねると “施設医が処方した点眼薬が効いたのか、赤い充血も痛みの訴えも無くなったので眼科は行かなくても良い” との事。






母の様子が改善したのと、ゆっくり面会時間を過ごせる思いでホッとしました。






でも一難去ってまた一難。眼科問題とは違うあらたな問題を職員さんから聞かされて、驚きと不安と心配が押し寄せてくる事に…。












つづく