闇の世界7(壮大な夢2終) | ぼんくら雲のすけのブログ

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二型糖尿病 直近ヘモグロビンA1c6.4
失業保険7月初旬で終わりますので就職しないといけません。
去年の年収は145万8903円でした。

リンダに紹介された子はあの三人組の中の一人だった

女の子「ハジメマシテーレイチェルデス」

私「うん」

その中では地味目というかあまりパッとしない子であったが、リンダに紹介された手前もあり私は相手をすることにした

レイチェル「ニホンジンガスキ」

私「・・・」

場面が変わってというか一度ホテルに帰ることにしたのかもしれない
私は弟といつものレストランに行った

私「酒を」

弟「・・・」

弟は三日くらい放置していたが何も言わない、まぁ奴なりに楽しんでいるとは思うけど正直弟のことはよくわからない

また場面が変わっておそらく翌日かレイチェルとデートしてたぶん買い物かなんかして、何か買ってあげたのだと思う(夢なのでところどころ雑だし、突然場面が変わることもある)
レイチェルは喜んでくれてそのあと私はレイチェルを抱いたのだろう

レイチェル「オヤニアッテホシイ」

私「・・・」

外国だしこんなものだろうか?

レイチェルもリンダと同じ高級マンションに住んでいた
リンダと違うのはレイチェルの部屋は生活感にあふれているということだった
それの一番の要因はやはり家族がたくさんいることであった
リンダは一人で住んでいたけどレイチェルは両親と幼い兄弟とも一緒に暮らしていた

レイチェル「カレニホンジンナノ」

両親「・・・」

私「・・・」

レイチェルの両親は気難しそうでもなく、外国人の私を差別するわけでもなく
かといって品定めするわけでもなく、それでいて友好的でもなさそうだが関心がないようでもありなんともいえない感じだった

レイチェルも若くして子供を産んで、今は別々に暮らしているらしい
まぁ私にとってマイナス要素ではあるが・・・

それから三日間くらいレイチェルと愛を深めあった
食事はあのレストランで、その後ホテルに連れていったのだと思う

レイチェル「アナタガスキ」

私「俺もだよ・・・」

私はレイチェルのことを好きになっていた
体の相性もいいし、何より一緒に居て落ち着くからだ

私「明後日には帰らないとな・・・」

レイチェル「ワタシモニホンニイキタイ」

私「結婚しようか」

レイチェル「ウン!ウレシイ」

唐突なような気もするし早すぎるけど・・・

私はレイチェルのことが本当に好きになっていた
正直レイチェルにそこまでの「価値」はないように思う
外国人うんぬんは置いといても年増だし(34歳くらい?)
たぶんバツ1とかだからだ

そうだ私は雲助とはいえ日本人でバツもないんだった
もしかしたら私のほうが価値があるのかも??

翌日、弟とまたあのレストランで食事をしてその後レイチェルと愛し合った

私「明日には一旦帰らなきゃ」

レイチェル「・・・」

私「またすぐレイチェルに会いに来るし、レイチェルが来てくれてもいいし」

レイチェル「ウン・・・」

レイチェルに会いに行くためには数ヵ月タクシーで金貯める必要があると考えると正直ダルかったが、私はレイチェルが好きなのだった

□ここからカオス展開ってかめちゃくちゃ??

最終日、すっかりこの国が好きになっていた私はいつものレストランで食事をしていた

私「うんたらくんたら」

弟「・・・」

何気ない会話のつもりだったが、何かこうこの国におけるタブーみたいなことを私は知らぬ間に犯してしまっていたようである・・・!?

私「酒を」

店員「・・・」

店員がいつまでたっても酒を持ってきてくれないおかしいな?
心なしか店員がこちらの様子をうかがっているようにも見える
はて何かしたっけ??

私「注文は?」

店員「・・・」

店員はプイッと行ってしまった
弟も異変に気づいたようで

弟「なんかヤバくない・・・?」

私「ちょっとちょっと」

店員の中で人の良さそうなのが一瞬反応しかけたが、やはり無視された

私「どうなってるんだこの店は?」

私が知らぬ間にこの国なり街のタブーを犯してしまったのは間違いないだろうが、見当もつかなければ心当たりもない

私「もう帰るわ」

店員「もう二度と来ないでくれ」

私は金を投げつけて店を出た
心なしか街の人の視線が冷たい
何か非常事態がおきていると私は判断し弟にホテルに戻り荷物をまとめるよう指示を出し、私はレイチェルの元へ急いだ

レイチェルが気になる
まさかレイチェルまで豹変してしまうのか・・・!?

私「レイチェル!」

レイチェルが高級マンションの敷地内から慌てた様子でこちらに向かってきている
表情はなにかこう切羽詰まったというか慌てたような表情だった

私「一体どういうことなんだ?」

レイチェル「ワカラナイ、デモハヤクコノクニヲハナレタホウガイイ」

私「レイチェルと会えなくなるのはイヤだ!」

レイチェル「ホトボリがサメルカモシレナイシ、ワタシガソッチニイクカモシレナイカラ」

!?

気がつくと高級マンションの住人だろうか敵意を感じる・・・
ひそひそひそひそと、こちらをイヤーな感じの視線で見ながらヒソヒソ話をしているようだ

レイチェルの両親もいた、なんだか怒っているようだ
幸いなことにこの国の国民性だろうか、襲いかかってきたり直接危害を加えてくるような雰囲気まではない

レイチェル「ハヤクハナレテ」

私「レイチェルも来いよ!」

私はレイチェルの手を掴んで走り出した
誰も追ってくる様子はないけれど、例えばもう一段階豹変されたりしたらその時は危険かもしれない

私「日本で一緒に暮らそうよ」

レイチェル「ウンワカッタ」

そうかパスポートと最低限の荷物だけはいるよな

レイチェル「イッタンカエッテミンナヲセットクシテクル」

私「危険はないか?」

レイチェル「ワタシハダイジョウブ、カナラズイクカラクウコウデマッテテ」

私「わかった・・・」

もしかしたら、もうレイチェルとは会えないかもしれないと私は思った
そういう風に考えると私は急に現実的になった

私「レイチェル、人の心は変わってしまうこともある俺は今お前が好きだけど」

私「日本に来て何年もしたらもしかしたら、気持ちが変わってしまうかも」

レイチェル「ソレデモカマワナイ、ワタシニホンデハタライテソノオカネリョウシンニオクル」

私「・・・」

それでもいいかと私はレイチェルに言った
レイチェルは全てを察したようで、それでもいいと言ってくれた

私「待ってるから」

レイチェルと別れ私は弟と合流し空港へ急いだ

残酷な話しであるが日本に来たらレイチェルには市場価値がほとんどないのである
それに年も35歳くらいでバツ1では・・・
それでも私はレイチェルが好きなのだけど、もし気持ちが変わってしまったら
それはレイチェルにとってのほうがきっと辛いことになるだろう

そこまで言って、レイチェルは果たして来てくれるだろうか・・・?

レイチェル!
レイチェルは本当に来てくれた!!
ありがとうレイチェル

私はレイチェルとキスをして一緒に飛行機に乗り込んだ
私の気持ちはもしかしたらこの先変わってしまうこともあるかもしれないが

今この瞬間はまちがいなくレイチェルのことが好きなのだから
それでいいかと私は思った・・・