NHKのアニメ 「烏は主を選ばない」。 第一回目を見て、興味を覚えなかったので止めようとしたら、娘が「面白いから見なさい」と引き留めてきたので。

 

現在 第5話まで見ました。 日本風の幻想絵巻。平安時代風味の王朝権力闘争物。

 

登場した女性陣は 私好みのお嬢さんも居るけれど、主人公の少年は小賢しすぎて 性格的に馴染めない。

その上、彼の主も よくあるパターンの性格付けで、親しめない。少しは部下に仕事の説明をしてやれ! と。

 

最初はなかなか話が分かりにくくて困った。 作品自体が説明不足だ。

原作を読了していないと理解できないのは 実に困る。 

たとえ原作が 説明して無かったとしても、アニメ化したのだから、こっちでは解説を付けるべし。

 

と、文句を言いつつも このまま最後まで見てみよう。

 

それはさておき、 「カラスから人に変身する時」あるいは逆の時、何故ヌード状態ではないのか。

昔から この矛盾を解決する方法が、色々あった。

TVドラマのスーパーマンは、必ず「電話ボックス」やビル陰に走りこんでコスチュームに着替えていた。 

「変身!!」と叫んだり、「空気中の元素」を身に着けたり、「転換!!」とか「蒸着!!」とか「懐中電灯みたいなのを ピカッー」とか。

 

「ポーの一族」では、吸血鬼が灰になったとき、同時に服などが消失する現象を バランスが崩れて 服ごと異次元に吸い込まれるのだと、言ってたっけ。

「バンパイヤ」では 狼から人間に戻った主人公が 恥ずかしそうに下着を履いている場面が描かれていたなぁ。

「化物語」では吸血鬼は その魔力で自在に服が作れることになっている。

 

この「烏は主を選ばない」では どうなっているのでしょうか。これも原作では説明されているのかしら。 それとも「児雷也」みたいに忍術で ドロンと変身できちゃうのかな。