録画してあった「キングコング: 髑髏島の巨神」を見終わった。

先に褒めておくと、SFXがスゴイ。 怪獣との格闘場面が迫力満点。 以上。

元祖の「フェイ・レイのキングコング」や、最近の「ナオミ・ワッツのキングコング」には濃厚に存在したロマンス要素が、この作品では とても薄いので、コングが何故ヒロインに味方するのかが、飲み込みにくい。だから味は濃いのに印象に残らない。

かつて「第一次大戦」後の複葉機の機銃でビルから撃ち落されたコングなのに、今回は「ベトナム戦争終盤の戦闘ヘリ」の攻撃に勝利してしまうのは、バランスが悪いぞ。火力が段違いだろうに。

オープニングの コング初登場の場面は面白かったのに、すぐに30年後に話が移ってしまい、もったいないと思う。

ともかく、のめり込めないし、物足りない。 格闘シーンは、長すぎるし、くど過ぎるのに、なぁ。

 結局のところ、ヒロインを演じる女優が、私好みではないのが一番の欠点ということか。