文学少女と繋がれた愚者 読了 | 君は輝いている

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 ちょっと前にも触れたけれど、『文学少女と死にたがりの道化』『文学少女と飢え乾く幽霊』に続き、文学少女シリーズの最新刊文学少女と繋がれた愚者』発売。


  眠る前に少しだけ読んでみようかなと思ったら、そのまま最後まで一気に読み終えてしまった。しかも興奮してその後1時間くらい眠ることが出来ず、翌日寝不足に。今回も面白かったですよ。


 本編のネタバレをしないように細々としたところを書くと、

 1巻の『“文学少女”と死にたがりの道化』に登場したあの人の再登場が嬉しかった。しかも物語にいいアクセントを加える言動をしてきて、もうたまらん。

 ネタバレをしないように細々としたところに触れていくと、

 琴吹ななせは相変わらずのツンデレぶりを発揮しているし、挿絵の大正時代の振袖、袴も新鮮。このシリーズは絵のタッチも作品のイメージに合っていて素晴らしい。


 物語自体も、もちろん面白かった。最初に書いた通り、読み始めたら最後、翌日が辛くなるのもわかっているのに途中で止めることも出来なくなるほどに。

 だけど今回に関しては、何よりも物語以上に引きが凄い! 最新刊が出たばかりなのに、もう次巻が待ちきれないなんて!!

 この思いは是非とも実際に読んで感じて欲しい。

 色々と想像が膨らんで来てしまいますよ。



 文学少女シリーズは、ファミ通文庫のレーベルがマイナーなためか店頭でもあまり見かけず、知名度はまだまだ低くて知る人ぞ知るって感じの扱いぽいけれど、一人でも多くの人に興味を持ってもらい、是非読んで欲しいお勧めの作品。


 

 ファミ通文庫の方にも特設ページ が出来ています。

 ちなみに現在、試し読みのところは1巻のところが3巻に、3巻が2巻に、2巻が1巻に入れ替わってしまっているというわけのわからないことに…。

 まあ、本当に序盤だけなので間違って読んでも今後の展開がネタバレしてしまうとかの問題ないとは思いますが…。


 それと、ToHeart2やローゼンメイデンなどで活躍している声優の力丸乃りこさんも、このシリーズの大ファンで、1巻ごとに感想を書いていらっしゃいます。かく言う自分も力丸さんのブログで知って読み始めました。

 好きな声優さんと同じ作品について、面白いと共感し合えるっていうのは嬉しいものですな。
 

 力丸乃りこさんオフィシャルサイト『RikiMARU』


 ということで、次の話が待ちきれない文学少女と繋がれた愚者でした。

野村 美月, 竹岡 美穂
“文学少女”と死にたがりの道化
野村 美月, 竹岡 美穂
”文学少女”と飢え渇く幽霊
野村 美月, 竹岡 美穂
“文学少女”と繋がれた愚者