旧常 道と川の手引き


そろそろ私のblogに度々出てくる「山車用語」には慣れて頂いた⋯?

そんな事は無いですよねぇ。

祭り専門blogとして「山車用語」の解説は度々しますが、山車運行中に出てくる

「常滑街道を北上します。」

とか

「世楽車が瀬木線を東進し、飛香台を目指します。」

とか

いや⋯

○○街道って何!?

○○線って何!?

ってなりません?

色んな人に見てもらう為に書いているのに、よく分からん言葉ばかり出てくるみたいな。


常滑人でも分からない人がいるのでは無いでしょうか?(豊明人が言うなって感じですが。)


一応常滑人の母親に聞いてみた所、

「銀座通り?前田通り?なんだそりゃ」

と言う反応でした。


という事で山車の運行上関係のある道や交差点、川を書いていこうと思います。


と言っても由来等は調べるのが面倒臭いので場所とかを書いていきますので。


※紹介場所が重複する場合は写真も重複する事があります。


 やっぱり出てくる「常滑街道」

※青フラッグは常滑と美浜町の山車鞘位置を表しています。気にしないで下さい。

常滑街道は鳴海駅周辺から南知多町大井まで途切れている箇所はあるものの知多半島の西側を通る道。

旧常滑地区周辺はこんな感じ。

(旧常の範囲では)神明車の鞘の近くにある北条交差点から駅前を通って、
駅前を通り、
白進舎クリーニング店の所を右に入ります。
常滑神明社の脇を通って、

「旧運行路」を通ります。
※鍵括弧の場所は後々紹介



「本町通り」を通って

「鯉泉堂」の脇から右側へ「銀座通り」を通過。

満覚寺の前の道へ曲がります。

三角庵交差点を南進します。

残りはこんな感じですわ。

 約800mの「瀬木線」


”シャン・ドゥ・ピエール” がある交差点、栄町7丁目から
最近”FEELとこなめ店”ができた新瀬木橋東交差点まで、約800mの道です。
何を目的に設定されたんだろう?

 常磐車の最難関「鯉泉堂脇の道」


「本町通り」の途中、「大落川」と道が交差する場所ら辺から右を見ると、

細い道の先に「銀座通り」が見えます。

和菓子店(※現在は廃業)旧鯉泉堂がある事から
【鯉泉堂】【鯉泉堂脇の道】等と呼ばれます。

提灯を付けなくてもギリギリの道ですが、提灯を付けて通ることもあります。

細身の常磐車だからできる技です。

 大人の街は常滑に?「銀座通り」

山方橋交差点から始まって

市場町交差点までの間が今年の点灯区として有名?になった”銀座通り”。
かつては常滑の中心街として数々のお店がありましたが所々空いているお店が⋯
旧”山車蔵(さやぐら)やまみ”
名前の通り旧常の祭りをテーマとした居酒屋でした。
行ってみたかった。

blog本編でも時々紹介している旧御菓子 松月堂です。
私の祖父の代で閉業してしまいましたが、閉業した後は私の遊び場として我が家のミニ山車”虎子車”を作った場所です。豊明市から引っ越してきた際に小学1年生~2年生の間住んでいました。



鯉泉堂

 神明車は通れるの?「旧運行路」

かつてはここの細い道を通って神明社から一六方面へ向かったようです。
昔はもっと軒が出ていて山車が軒を破壊する事もあったらしい。

最近では(宮入りコースですが)2023年4月15日雨天コースとして瀬木の世楽車が通りました。
また百周年記念記念曳きで常磐車も通りました。

 割と長い「本町通り」

旧運行路を東へ行くとこんなところに出ます。
ここから先が”本町通り”になります。
と言っても「出会橋」から先は本町では無く、市場町になりますが、通り名としては”本町通り”で定着しているようです。


終点はあの白い家ら辺(「旧大橋湯交差点」)

 神明車は通れる⋯?「前田通り」


マンセイ堂の目の前から斜めに西へ分かれる道があります。
ここから先が”前田通り”
前田さんの家があるのでしょうか?

奥条字としては電線が多く、警戒地域に指定されています。

終点は本町通りと同じく「旧大橋湯交差点」

 本町通りと前田通りの境目「旧大橋湯交差点」

この左側の所に”大橋湯”という銭湯があっ⋯た⋯?

 その名の通り!「大府・常滑線」

大府市の大府森岡交差点〜常滑市の古場交差点を繋ぐ県道252線の別称です。
旧常の範囲ではこんな感じ。
ちなみに北条交差点〜栄町7丁目を”北条通り”と呼ぶ方もいらっしゃいます。 

大府・常滑線

 封印されし川の名「瀬木橋」「田川」

JA愛知知多本町出張所の目の前に架かる橋が”瀬木橋”です。

橋の名前は欄干の親柱に彫られています。

しかし、川の名前は1文字目が分かりません。
小田川?椎田川?三田川🎅🏻?わからんです。

 分流あり「市場橋」「大落川」

イシハラフードの後ろ側にある川”大落川”に架かる橋が”市場橋”です。



大落川



右側が大落川。

山方橋の方に続いています。

最終地点と言うか始まりはここ。


 大落川に流れ込む「郷川」「出合橋」

”郷川”は最終的に大落川に流れ込む川です。

左側から流れてきます。


川の上に架かる橋は”出合橋”と言います。


郷川の水源地は西小学校の前、左側の白ポールの下です。

 また謎の川「?川」「湊橋」「?橋」

市場の秋葉大権現の南側に流れている川です。

常磐車が川の横を通ることもあります。

その川に架かるのが”湊橋”です。

港 では無いんですねぇ
欄干の親柱は東側しか残っておらず、川名は書いてありませんでした。


秋葉大権現の斜め前に架かる橋です。

親柱の橋名や川名が剥がされていました。

川の上に三角庵が立てられています。


川の先は市場町5丁目町内で止まっています。

 郷川の始点「旧八百静」

常滑西小学校の南東の交差点を”旧八百静”と呼びます。

この黒っぽい会社が立っているところに【八百静】と言う八百屋がありました。

 奥条メインロード「中道」

奥条のメインロードは言わずと知れた”中道”です。

始点は旧八百静からです。

キリスト看板もあります。
「死後さばきにあう」だって

昔は常滑と半田を繋ぐ道として使われていました。
終点は「常石神社参道」に出ます。

 桜の名所 「常石神社参道」


常石神社の一の鳥居から始まるのが「常石神社参道」

知多半島の中でも有数の桜の名所です。


桜並木は100m程ですが、参道は続きます。

タイル張りの階段を通ると煉瓦の参道になります。

雨の日は滑りやすいので注意。


 広い歩道「国道247号線沿いの歩道」

国道247号線沿いのワークマン〜ヤマタネ間の歩道です。
2日目昼の常石神社への宮入りは基本ここから入ります。
(2019年は例外)

神明車が通れるように広めに設定されているようです。

歩道が無い?時は国道を逆走していたようです。 
平成3年(1991年)4月13日の撮影
(2024年3月3日常滑市伝統芸能囃子発表会会場展示物)
歩道の通行が始まったのは平成11年(1999年)〜です。

今日はここまで。


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