木遣り唄

おいっす!

昨日は伊勢音頭だったので今日は「木遣り」です。
伊勢音頭の説明でも書きましたが、昭和57年、伊勢音頭と共に河井敏夫・山本武夫 両氏から伝承されました。  

その後神社などに奉納されるようになりました。
木遣りを神社に奉納するのが旧常滑地区の特徴なのでは無いでしょうか?(多屋は伊勢音頭)

神鳴・早舟にて宮入して若衆が退散した後に奥梶会を前にして整列します。
囃子が御神楽に変わると木遣りを唄い始めます。 
御神楽2回、宮神楽2回を囃す内に木遣りを奉納しますが、宮神楽が終わらないまま木遣りを唄い終えたら梶方は神鳴が始まるまで不動で待ち、神鳴が始まると一礼して後ろに下がります。

また神社以外でも木遣りを唄う事があります。
区に対して多大な貢献をした方の家に門付して長休憩をとったり、休憩場所を提供して頂いた方、市役所への門付等です。
(写真はJIA建築家大会2023東海in常滑にてこの場を用意して下さった方への木遣り)

(2023年春の祭礼後 反省会での締めの木遣り。)

そんな木遣りの歌詞を紹介します。
一番、二番、三番それぞれ同じリズムを2回繰り返して1回なのが特徴です。

記号↓
① ヤーアエーエーエー
② ヤートコセーヨーイヤナア
③ ヨーイトーナァ
④ ソーリャハーアリワ ハリャリャノリャーア ヨーイトコヨーオイトコセー

一番
めでためでたのヤーエー ②
ソリャ若松さまは 
③ ④

枝も栄りゃヤーエー ②
ソリャ葉もしげーる
③ ④

二番
めでためでたがヤーエー ②
三つ重なりて
③ ④

鶴がご門にヤーエー ②
巣をかけた
③ ④

三番
鶴がご門にヤーエー ② 
何と言うてかけた
③ ④

お家ご繁盛とヤーエー ②
ソリャ言うてかけた
③ ④


以上です。
木遣り唄から伊勢音頭が派生しただけに伊勢音頭と内容が似ています。
近年の動画を見ていると、一番と三番を唄い、二番を唄っていないように感じましたが気のせいでしょうか?


今日はここまで。

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