教室だよりに使う紙 | 我が子toくもん

我が子toくもん

二歳から公文を始めた一人娘の成長記録と親としての成長日記です。

す毎月配布している教室だより私が公文式指導者を始めた頃は

事務局にリソグラフ機や裁断器

コピー機やカラーコピー機

ラミネート機A3サイズも可)

などがあって、1枚いくらと有料だけど

自由に使うことができた


事務局へ赴くのは面倒だからと

自宅で印刷する先生もいたけど

私は事務局へ行く派だった


理由は2つ

①A3サイズが印刷できるし

オフィス用機械は早い

(この頃はA3サイズで教室だよりを作っていた)

②他の先生と会える・話せる


月末になるとたくさんの先生方が

順番待ちをしてリソグラフ機で

教室だよりを印刷している

この時が絶好のチャンスで

大教室の先生や30年経歴の凄い先生にも

気軽に話しかけることが可能だった


大きな教室の先生はバイタリティーがあり

魅力的な先生が多く

そんな方ほど、事務局へ赴いて

教室だよりを印刷していた

理由は恐らく

→事務局の機械が早いから

(会員数が多いと教室だよりもたくさん必要)

→フットワークが軽いから

(できる人は何につけても行動的)

→友達に会うついでだから

(待ち合わせしてランチへ行く)


大御所の先生に話しかけるのは気後れする

という新人先生もいるけれど

私はチャンスだと捉えていた


指導の事、生徒の事、経営の事

保護者の事、教材の事、公文式の理念

等々

相談をすると、何でも答えてくれたし

アドバイスが的確で、目から鱗な価値観も

出し惜しみなく教えてもらえた

経験と知識が豊富で、大教室を経営する先生は

大変忙しいのだけど

いつも親身になって話をしてくださった


忙しい先生方に相談できるのが

“作業しながら答えてもらえる”

教室だより印刷時間だった

この場所でたくさんの知識を得られた


しかしこんな絶好の機会が

今はなくなってしまった


会社の経費削減、仕事の効率化のために

印刷機や作業スペースは撤去されてしまった


コピー機レンタルには経費がかかるし

場所もとってしまうし

インクや紙の補充、故障などで

社員さんの手間がとられるので

無くしてしまいたいと考えるのは

わかるのだけど


あの場所は、印刷するだけの場所では

なかったんだよなー…


公文式の価値は教材である

と同時に

先生方の経験や知恵などであり

人材であり、公文式の理念を引き継いでいく

マインドだったり、試行錯誤の歴史であり

それは過去にがんばってきた多くの先生方が

積み上げてきたもの


この経験や知識が新しい先生へ

受け継がれるためには

気軽に交流できる場所が必要で

それが事務局だったのに


今では事務局へ出入りすることは

なくなった

入り口も狭くなったし

行っても知らない人ばかり


先生と先生

社員と先生

古参と新人

人と人を繋ぐことが

公文式の発展には必要だと

私は思うのだけど

考え方が古いかしら…?


というわけで今は

自宅で教室だよりを印刷している


教室だよりを印刷する用紙は

ちょっといい紙を使うよ